1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

ソウル市を左派拠点化した朴元淳前市長

Japan In-depth / 2021年4月23日 19時57分

権力を監視すべき市民団体が、権力に寄生しながら、市民の税金を吸い取っていた状況について、ソウル市監査委員会は、「マウル共同体事業の場合、指導点検をしなかったので補助金執行の透明性を確保できなかった」と告白した。





4.ソウル市庁を左派職員で固めてセクハラを続けた朴前市長





野党「国民の力」のソン・ジュンギソウル市議は、朴前市長在任期である2014年以来、ソウル市5級以上の役職、特別職の補佐陣とソウル市傘下機関の役員666人のうち、市民団体と与党「共に民主党」出身者が25%の168人に達したという調査結果を発表した。





特に秘書室などに勤務した最側近のいわゆる「6階の人」は、副市長を含む100人ほどなのだが、そのうちの55人は、市民団体と与党出身が占めていた。こうした人達は、同僚女性職員が前市長から執拗にセクハラを受けていたことを目撃しながら見て見ぬふりをした。被害者女性は、「(朴前市長が送信した)下着写真やメール文などを提示するなど4年以上にわたって『6階の市長室』20人に実情を訴え助けを求めたが、無視された」と証言している。





朴前市長の政治手法は、「ソウルの市民民主主義」ともてはやされて、日本でも美化されてきたが、その中身は、民主主義とは程遠い反民主主義政治、左派利権政治だったのである。









▲写真 呉世勲ソウル市長 出典:Song Kyung-Seok - Pool/Getty Images





補欠選挙で圧勝しソウルの新市長になったオ・セフン(呉世勲)市長は、任期が1年2ヶ月しか残っていないが、何よりもまず、こうした左派寄生虫団体とソウル市との癒着の整理から始める必要がある。そうしてこそ、次の政治ステージに進んで行けるだろう。





トップ写真:自殺した朴元淳前ソウル市長の葬儀(2020年7月11日 韓国・ソウル市) 出典:Chung Sung-Jun/Getty Images




この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください