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イジメと「迷惑系」厳罰化急務「墓石安全論」を排す その3

Japan In-depth / 2021年4月25日 7時0分

最も重要なのは、被害者が自殺に追い込まれるとか、取り返しのつかない事態を招く前に対応することだ。









▲写真 イメージ 出典:Artur Debat/Getty Images





同時に、ネットで跳梁する「特定班」や、特定した加害者の自宅に「突撃」する一部ユーチューバーも、ちゃんと取り締まったほうがよいのではないか。当人たちは正義の味方を気取っているようだが、まったくの別人を「特定」してしまって訴訟沙汰になるなど、すでに実害が出ているし、突撃(ネットでは凸と表記される)に至っては単なる近所迷惑でしかない。





たとえ本当に「特定」できたのだとしても。秋葉原連即殺傷事件の犯人の弟が自殺に追い込まれた例でも分かるように、そうした行為はイジメと悲劇の連鎖しか生まない。そうであるなら、新たな犠牲者が出てしまう前に、厳罰化をも視野に入れた法体系の見直しを急ぐべきではないだろうか。





これはユーチューバーとは少し違うようだが、いわゆる「撮り鉄」も問題だ。テツ(鉄)とはこの場合、鉄道オタクのことで、もっぱら列車の写真を撮ることを楽しみにしている人たちを撮り鉄と呼ぶらしい。





問題はそうした撮り鉄らが、よりよい撮影ポジションを確保するためと称して、立ち入り禁止の立て札を無視したり。はなはだしくは線路わきの樹木を切り倒したり茶畑を踏み荒らしたりする例が後を絶たないということだ。





無許可で他人の持ち物であるところの木を切ったり、農産物に被害を与えるのはれっきとした犯罪だが、その以前に、鉄道の安全運航に支障をきたすような行為は断じて許されるものではない。





これも重大な事故が起きる前に、厳罰化をもってのぞむ必要があるのではないだろうか。





(その1,その2)





トップ写真:学校(イメージ) 出典:Buddhika Weerasinghe/Getty Images




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