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揺れ動くフィリピン対中外交

Japan In-depth / 2021年5月11日 22時26分

韓国中央日報によれば、同大統領の発言は:





 ●北朝鮮のさまざまな反応があったが、対話を拒否したとは考えない。北朝鮮ももう最後の判断の時間を持つだろう。





 ●3回の南北首脳会談、2回の米朝首脳会談から続かず対話が膠着した状態。対話の膠着が長引けば決して望ましくない。





 ●これまでは米国の新政権が発足し、また新政権がどのように対北朝鮮政策を確立するのかそれを待つ過程だった。米国が『戦略的忍耐』の政策に戻らないだろうか、北朝鮮を外交の優先順位に置かず、それで時間がかかるのではないかなど懸念があったのは事実だ。





 ●しかし、米国もやはりこの対話の断絶が長く続くことが望ましくはないという考えの下、(バイデン政権)発足初期から韓国政府と緊密に調整・協議しながら短い時間で対北朝鮮政策を確立した。





 ●米国の対北朝鮮政策の全貌はすべて明らかにはなっていないが、韓国政府が望む方向とほとんど合致すると言える。ひとまず韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化を目標にし、また、シンガポール宣言の土台の上から出発し、外交的方法で漸進的・段階的、実用的に柔軟にアプローチするということだ。





 ●もう一度向き合って座り、協議できる機会が与えられただけに、北朝鮮がこれに呼応することを期待する。そして、そうした状況が作られるならば韓国政府は総力を尽くす計画だ。韓米首脳会談を通じて北朝鮮を対話の道にもっと早く出てこられるようにするためのさまざまな案に対し、さらに緊密に協議したいと思う。





一体この大統領は現実を見ているのだろうか。一方、日韓関係には一切言及していない。この人がいる限り、南北関係だけでなく、日韓も、米韓も進まないだろうな、と強く予感させる相変わらずの演説だったようだ。やれやれ、あと一年は何も動きそうにないなぁ。





〇アジア





ミャンマー軍事政権が民主派の「国家統一政府(NUG)」とその「国民防衛部隊(PDF)」などを「テロ組織」に指定。クーデター発生以降、民間人770人以上が犠牲になっているが、ガチンコの争いは長期化しそうだ。先日のASEANとのコンセンサスも進んでいない。この中でスーチー女史の影が薄くなりつつあるのが気になる。





〇欧州・ロシア





6日投票のスコットランド地方議会選で、予想通り、分離独立諸勢力が過半数を占めた。北アイルランドでもアイルランドとの統一論が勢いを増している。「連合王国」の結束は大丈夫なのか。英国が抜けてもEUは何とかなるが、英国が分裂すれば、その悪影響は単なる「離脱」にとどまらないだろう。





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