1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

子どもにワクチンは大丈夫?

Japan In-depth / 2021年6月27日 19時0分

では、若年者へのワクチン接種は、どうすればいいのか。接種希望者や保護者と相談し、個別に判断するしかないが、現時点で、私はトップアスリートを目指すような一部の若者を除き、ワクチン接種を勧めることにしている。





トップアスリートのような高い心肺機能が求められる人では、心筋炎の後遺症が問題となりうる可能性がある以上、慌てて打つ必要はない。あと半年~一年も経てば、実態が明らかとなり、対処法もわかってくるだろう。





ただ、多くの若年者には、このような議論は不要だ。心筋炎の頻度は、そもそも稀だし、万が一、罹患しても多くの場合、後遺症は無視できるレベルだ。ワクチンの副反応を恐れ、接種を控えるより、ワクチンを打ち、普段通り勉強・活動するほうがいい。





世界の動きは速い。6月21日、イスラエル政府は12-15才へのワクチン接種の推奨を決定した。その前日に、日本では文科省が、接種への同調圧力を恐れて、学校での集団接種を推奨しないと発表したのとは対照的だ。判断の基準がワクチンの効果や安全性でないのが日本らしい。





日本でも一部の自治体は、小児への接種を推進している。筆者が接種をお手伝いしている福島県相馬市では、6月19日から高校生を対象とした集団接種が始まった。7月17日には、15才以上の希望する市民全員の接種を終える。中学生については、夏休みに集団接種と医療機関での個別接種の併用を検討している。





最近になって、東京でも感染者が再増加に転じた。昨年同様7-8月に流行する可能性が高そうだ。今回の流行の主体はインド株で、東京五輪のために世界中から選手・関係者が来日する。国内の人流も増加する。今夏の流行は、従来の数倍の規模になるかもしれない。現時点の限られた状況で、小児へのワクチン接種をどう判断すべきだろうか。私は機会があれば、ワクチンを打てばいいと考える。未成年の一年間は大きい。ワクチンを接種し、勉強や課外活動に勤しんでもらいたい。





トップ写真:モデルナワクチンの安全性・有効性を評価するKidCOVE試験に参加し、2度目の接種を受ける6才女児(2021年6月25日 米・ロサンゼルス) 出典:Sarah Reingewirtz/MediaNews Group/Los Angeles Daily News via Getty Images




この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください