都議選公約分析「都民ファーストの会」その1 勘違いはあれど、改革実績は確か
Japan In-depth / 2021年6月29日 7時0分
■【勘違い2】成果を誤解
第二に、成果への勘違いもはなはだしい。「条例を作ること」が実績でいいのだろうか。条例が正しく運用されて、社会問題が解決することが本当の「成果」である。
・議会活力度ランキング(日経グローカル):45位(全国47都道府県中ワースト3位)→8位に上昇
・2018年「マニフェスト大賞優秀賞」受賞
は素晴らしいが、他人・外部の指標に頼っている。自分たちで問題設定をして、その問題解決度を測定することすらできないというのは公党としては力不足であると言わざるを得ない。
■今後への期待
過去の与党よりはましでもあったことも事実である。そして、都民ファーストの会の素晴らしさは、未来志向であることである。
▲画像 【出典】都民ファーストの会政策集2021
正しい自己認識もしている。その点はさすがと言える。これまで過去の団体とは違って、公約の進捗状況を中間状況も公表してきた。
しかし、議員報酬を2割カットしても、平均賃金を越えている「高額の議員報酬」であることも確かである。一層の頑張りを期待したい。
トップ写真:荒木ちはる都民ファーストの会会長と小池百合子都知事 出典:荒木ちはる 東京都議会議員 Facebook
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