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「私人・小室眞子さん」も前途多難 王家の結婚について 最終回

Japan In-depth / 2021年11月6日 23時24分

ただ、ふたつの点は指摘しておきたい。





ひとつは、どこまで行ってもこの結婚は国民から祝福されたものではなく、ある意味で「駆け落ち」に等しい。だからと言って、海外にしか居場所がなくなるという日本社会には、やはり問題があるのではあるまいか。





いまひとつは、今後の米国メディアの動向が気になる。





当たり前の話だが、米国のメディアと一口に言っても、そのスタンスは千差万別で、リベラルな新聞などは、日本での世にいう小室バッシングに対して「大人げない」と苦言を呈したりしているが、この手のゴシップが大好きな雑誌もあって、日本でのバッシングにわざわざ便乗した記事まで見受けられた。





今後も、彼らの米国暮らしを伝える映像に商品価値がある、と判断されれば、パパラッチにつきまとわれるのは必定であろうし、今のところ米国世論の大勢は二人の移住に対してウェルカムであるようだが、いつどこで風向きが変わるか、知れたものではない。





再び「よくも悪くも」だが、二人の結婚をめぐる一連の騒動は、皇女の結婚問題から皇位継承のあり方についてまで、国論を二分したと言って過言ではないほどの論争を引き起こした。





はなはだ気の毒ではあるけれども、その当事者が、今は皇籍を離れた私人です、と言ったところで、そうは問屋が卸さないのがメディアというものなのである。





(その1、その2、その3、その4。全5回)





トップ写真:結婚会見をおこなう眞子さんと小室圭さん(2021年10月26日) 出典:Photo by Nicolas Datiche - Pool/Getty Images




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