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どうなる成人式(上)民法改正「18歳成人」に思う その1

Japan In-depth / 2022年1月12日 7時0分

そうした次第なので、今次の民法改正に伴い、法的に18歳以上が成人と見なされるようになっても、ただちに「18歳の成人式」が全国的なトレンドになるとは考えにくい。いずれ、どこかの市町村で導入され、論議の対象になるのではないかと思われるが。





冒頭で述べた、私が成人式に出席せず、自分が大人になったか否かは他人様に認定してもらわなくて結構、などと考えていたという話は、ここにつながってくる。









▲写真 中には成人式の会場の外で飲酒し、騒ぐ新成人も。 出典:Photo by Carl Court/Getty Images





前述の通り「成人の日」という祝日は、敗戦後に定められたものだが、





「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます」





というのがその趣旨である。





これをどう勘違いしたのか、成人式の会場もしくは周辺で飲酒し、さらには会場内で暴れるといった手合いが出てきたわけだ。





それでなくとも、各地で「荒れる成人式」が報じられるなど、大人になった自覚とはほど遠いものになり果てている。





今次の民法改正をきっかけに、成人式のあり方も抜本的に(つまり式典自体の是非も含めて)見直してもよいのではないかと思うのは、私だけだろうか。





(その2につづく)





トップ写真:成人式に臨む新成人たち(2016年1月11日 兵庫・神戸市) 出典:Photo by Buddhika Weerasinghe/Getty Images




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