大規模戦争犯罪に発展か 国際法廷のプーチン訴追困難の見方も
Japan In-depth / 2022年4月8日 13時26分
政府、首脳の逮捕状にしても、可能性は薄いながらも、ロシア国内でのレジーム・チェンジで現在の政府首脳が政治力を失った場合の実現に望みを繋ぐむきもある。
■プーチン、外遊できず職務遂行が困難
▲写真 クリミア併合を記念する式典で演説を行うプーチン大統領 出典:Photo by Getty Images
一方、刑事訴追、有罪判決などを逃れたとしても、プーチンの今後の政治的、個人的な立場は、さらに危うくなったというべきだろう。
プーチンがウクライナ市民の大量殺害について、指示、命令を与えたかの真相はともかく、最高指導者たるものはすべての結果について責任を問われる。
戦犯扱いされ、ICC加盟の123カ国を訪問した場合は、逮捕状を執行され身柄を拘束されるというから、海外で首脳会談を行う機会は大幅に狭められる。大統領としての職務遂行は事実上困難になろう。
今回の市民虐殺が明るみに出たことで、もっとも驚き、臍を噛んだのはプーチンそのひとではなかったか。
トップ写真:オランダ、ハーグに設置されている国際刑事裁判所 出典:Photo by Michel Porro/Getty Images
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