1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

「正義連」尹美香議員の正体―4級元補佐官にスパイ容疑

Japan In-depth / 2023年1月19日 19時0分

2016年3月、ソウル高等裁判所は再審を受け入れ一部無罪一部有罪とし、懲役2年執行猶予3年が宣告した。有罪とされたのは、金氏が日本に存在する韓統連(在日韓国民主統一連合=韓国の利敵団体)議長などに会ってこの団体から金品を受けたという部分だが、2017年最高裁判所は有罪を確定させた。


 


■ 一貫して日韓分断のために活動した尹美香


尹議員の活動の原点は「挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)」だ。この「挺対協」結成には日本の左派が大きな役割を果たした。


その原流は、韓国での民主化宣言が出された直後の1987年8月に開かれた広島・長崎における「原水爆禁止世界大会」にある。


そこで初めて韓国代表として参加した「韓国教会女性連合会(「挺対協」の前身)」会長の故李愚貞(イ・ウジョン)氏と当時の日本社会党・清水澄子氏とが、北朝鮮統一戦線部傘下の「祖国統一民主主義戦線」を含めた韓・日・朝三者連帯による「慰安婦問題の政治化」に合意したのだ。


それまで韓国では「慰安婦問題」はほとんど取り上げらることはなかった。


その後、日本で海部内閣発足後の1990年9月26日に朝鮮労働党と日本の自民党、社会党との「日朝3党共同宣言」が発表され、日朝国交回復と賠償問題が取り上げられる中で、1990年11月に韓国で「挺対協」が結成された。


尹議員はこの挺対協(現正義記憶連帯)を足場に、慰安婦のおばあさんたちへの寄付金横領と韓日分断に専念し、北朝鮮の対韓国戦略を支えた。彼女は、はなから「慰安婦問題」の解決を望んでいなかったのだ。


左派運動家出身のチュ・ドンシク氏(地域平等市民連帯代表)は「彼らに必要なのは、問題の解決ではなく、問題の深刻化であり、悪化であり、慢性化であり、その問題がそのまま維持されて大きくなることだ」と指摘し「それは運動ではなく、陰謀のための企画であるだけだ」と痛烈に批判した。


そしてその根本的狙いは、日韓•韓米関係を破綻させ、大韓民国を「金氏朝鮮」(北朝鮮)と中国の手に委ねること」と語った(ペンアンドマイク2020.05.15 )。


 尹錫悦政権の登場によって「慰安婦問題」を利用した尹美香議員一派の陰謀は、一つずつ解明されつつある。彼らの日韓分断作戦は、日韓の民族感情を利用してこれまで「見事な成功」を収めてきたかに見えたが、はからずもいまその正体が「スパイ組織」との関連の中で暴かれつつある。


トップ写真:国立博物館での国家晩餐会の前にスピーチを行う尹錫悦大統領(2022年5月21日 韓国 ソウル)


出典:Photo by Lee Jin-Man - Pool/Getty Images


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください