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渋谷・桜丘再開発 新施設は「Shibuya Sakura Stage」

Japan In-depth / 2023年2月9日 18時25分

次に登壇した、東急不動産取締役常務執行役員 都市事業ユニット長 榎戸明子氏は、「今まで落ち着きと賑わいが融合する桜丘エリアは独自の文化を育んできた。今回の再開発で渋谷駅の桜丘口を開通することで、桜丘地区と周辺地区のつながりを復活させ、めぐり歩いて楽しいまちを花咲かせる」と述べた。





そのためにも交通基盤を拡充させ、他街区との回遊性の強化や地形の高低差および鉄道と国道246号による地域の分断を解消する必要性があったという。









▲写真 東急不動産取締役常務執行役員 都市事業ユニット長 榎戸明子氏 ⓒJapan In-depth編集部





また、榎戸氏は「グローバルニーズに応えたエリア全体の国際競争力を強化することを含め、さまざまな機能を整備することで、多様な世代が住み、訪れる活力のあるまちを目指す」と語った。





施設内に設置されているオフィスは大規模な企業からスタートアップ企業まで、多様なレイアウトでフレキシブルに入居できるのが特徴だ。









▲写真 オフィス内部イメージ 提供:東急不動産





商業施設では、体験価値の創出が重視されている。デジタルサイネージやイベントスペースが設置され、新たなカルチャーの聖地となることを目指す。





SAKURAタワーの16-30階は渋谷駅中心地区で唯一整備される住宅である「ブランズ渋谷桜丘」になる。





東急不動産の分譲マンションブランド「BRANZ」は、持続可能な心地よい暮らしと環境貢献実現のために新たな発想や仕組みを取り入れた「環境先進マンション」を提供している。





そして、SAKURAタワーの6階ー16階には、旅先でも「住むように滞在する」ことができるサービスアパートメントになっており、世界を代表するグローバル拠点を目指す。中長期滞在が可能で、レストランやフィットネスを兼ね備えている。





渋谷で暮らすという非日常を日常に変える新たな体験を提供する試みだ。





他にも、オフィスワーカーや中長期滞在者、周辺住居者向けのグローバル対応の子育て支援施設が整備される。





トップフロアの38階には新たなビジネス創出の場となる起業支援施設もあり、渋谷エリアのビジネスの発展に貢献していくという。





エリアの魅力を強化するソフト施策として、価値創造力の強化、発信力の強化、多様性の強化を循環させることで広域渋谷圏の魅力を向上させるとしている。





そして今回の再開発では、グローバルな視点を含めた「多様性」が一つの大きなテーマになっている。「若者のまち」というイメージがある渋谷を、バリアフリーで様々な世代の人に楽しんでもらえる生活基盤にすることが目標だ。





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