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大阪~アップデートするべきものは知事選の公約! 【統一地方選特集その1】

Japan In-depth / 2023年4月2日 19時8分

名門大学院(私もよく知っている)で国際公共施策で博士号をとられた方が上記のようなことはわかっていないはずがない。だから、なぜに?とかなりのショックを受けてしまった。


第三に、利権闘争の匂いが感じられてしまっていることだ。女性候補でしかも庶民的であり、魅力的な女性。しかし、その裏にいる「アップデート大阪」の元大阪商工会議所副会頭ら年配の方々。大変失礼だが、女性の華やかで新鮮なイメージが台無しである。補助金の配分に対して批判をする姿、補助金をもらったりしてきた団体が話す会見を見てしまうと、日本的権威主義、権力とポジションを放そうとしない既得権益者の空気感で、クリーンなイメージも消えてしまった。橋下維新改革の前の「大阪」に戻ってしまったような錯覚を覚えてしまったほどだ。


「既得権益打破」を訴える維新に対して、「いや違う!お前らも○○と△△の関係やろ!」という勇気もないのだろうか。その意味で、本気の改革からは程遠いように思える。


 


□まずは、政策をアップデートしよう!


厳しいことを言っていたが、最低でも「第2期大阪府まち・ひと・しごと創生総合戦略」などを踏まえたうえで、考えることだってできたはずだ。「副首都・大阪都構想とは違う形の魅力的な地方分権・大阪の新しい地域リージョンの役割・新しい行政経営モデル」「万博後の大阪のあるべき姿・ビジョン」「DX・GXによる大阪経済のイノベーション方法」といった形で維新との差別化を図り、一次元の上の政策競争を促すことができないのは非常に残念である。


これからでも遅くない。本気の政策を訴えてほしい。維新の現職に対抗するためには政策のアップデートを頑張るしかないだろう。


トップ写真:大阪道頓堀


出典:Eloi_Omella/GettyImages


 


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