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水の如くしなやかに「新入社員へ贈る言葉」その4

Japan In-depth / 2023年4月5日 18時0分

リーは米国生まれの香港育ちで、32歳の若さで亡くなりました。父親は、広東演劇の役者、李海泉で、母親は、白人と中国人のハーフの何愛瑜です。





リーは子役で映画に出演していましたが、『グリーン・ホーネット』で日本人のカトウ役で本格的デビューを果たしました。そして、『ドラゴン危機一発』で香港のトップスターに躍り出ます。その後、『ドラゴン怒りの鉄拳』、『ドラゴンへの道』、『燃えよドラゴン』で世界的スターに上り詰めました。カンフーの天才でしたが、やはり売れるまでは、様々な苦労があったようです。





さて、リーは、ワシントン大学の哲学科を卒業しているせいか、実に “哲学的”なフレーズ「Be water」を残しています(それは、香港人が「雨傘革命」以降、中国共産党に抵抗する際にも、一部の人達に使用されました)。





「Be water」、直訳すれば「水(のよう)になれ」ですが、おそらく「水の如く“しなやかに”生きよ」と言う意味ではないでしょうか。決して「周りに流されながら生きよ」という事ではないと思います。





自分という何ものにも代えがたい自我を持ちつつも、水の如く柔軟性を持って生きた方が良い、という意味だと解釈できます。





結局、夢に向かって進む時、あるいは、人生が辛くなった時には、





(1)「日本人的」な言動をとる、そして、もし可能ならば(2)「Be water」となる、そうすれば、人生は拓け、楽に生きていけるのかもしれません。





末筆ながら、新入社員の皆様には、人生でたくさんの“幸”が訪れるよう、心よりお祈り申し上げます。





トップ写真:中国系アメリカ人の武術家ブルース・リー(1970年代前半)出典:Photo by Archive Photos/Getty Images




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