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LGBT問題は米民主党の「接着剤」

Japan In-depth / 2023年5月1日 23時0分

もっとも、すでに共和党の大統領予備選出馬を正式表明し、本格的に運動を展開しているニッキー・ヘイリー元国連大使(元サウスカロライナ州知事)は、デサンティス氏の姿勢は甘すぎるとして、小学生全般にわたって禁じるべきだとする主張を打ち出した。



写真)ニューハンプシャー州ベッドフォードで行われたタウンホールイベントでスピーチする、共和党の大統領候補で元国連大使のニッキー・ヘイリー(2023.4.26 ニューハンプシャー州)


出典)Spencer Platt/Getty Images


「私が生徒だった頃は、中学1年まで性教育はなかった。しかも、その授業を受けさせるか否かについて、親の同意書が必要だった」


さらにこう続けている。


「ロンは良い知事だと思うが、小学3年生以下では、という線は低すぎる。私の考えでは、小学校ではジェンダーについて話してはならない。それが結論。子供にその種の話をする場合には親の許可を得なければならない」


ヘイリー氏(51才)は2人の子を持つ母親だが、その立場から、「(性自認や性的指向に関する問題は)親と子の間で扱うべき事柄だ。学校が教える必要はない」と明言している。


なおデサンティス氏は、小学3年生までとしたのはあくまで政治的妥協であるとして、その後、小中高を通じてLGBT教育を禁止する方向で根回しを進めている。


以上、LGBT問題をめぐる米国内の複雑な政治状況の一面を記した。


トップ写真:日米首脳との記者会見で耳を傾けるラーム・エマニュエル駐日大使(2023年1月11日 ワシントンD.C) 出典:Drew Angerer/Getty Images


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