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米国防長官「中国の脅威には倍返し」

Japan In-depth / 2023年6月7日 7時0分

オースティン演説のカギとなる言葉は4つ、すなわち、同盟国が「言行一致」し始めたこと、駐留米軍を「Upgrade」しつつあること、同盟関係を「operationalize」しつつあること、中国の脅威に対して「Double down」することだ。最後のDouble downについては、若干注釈が必要かもしれない。筆者の解釈はこうである。 





米語の動詞double downとは、元々はブラックジャック用語で「掛け金を倍にすること double a bet after seeing one's initial cards, with the requirement that one additional card be drawn」であるが、これが政治用語として「自己のコミットメント・約束を強めるstrengthen one's commitment to a particular strategy or course of action, typically one that is potentially risky」という意味に転じたものだ。 





日本語の俗語的に言うと「倍返しする」が近いかなという気がする。要するにだと言っている。筆者が中国の国防部長だったら、こんな状況で、しかも公衆の面前で、面子を失うような米中国防相会談などに応じることは決してない。中国はトップダウンで、二国間で、静かに問題を解決しようとするはずだ。 





地域編を書くスペースがなくなった。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。 





トップ写真(出典:Photo by Drew Angerer/Getty Images)




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