大阪IRの認定取り消し請求

Japan In-depth / 2023年7月14日 0時17分

なお、一部団体によるご主張につきましては、事実無根であり、かつ誤解を招きかねないものでありますので、MGMとして全く容認できません」。

また、追加事実として以下も掲載した。

・レオベガス社は、モバイル・ゲーミング事業会社で、かつてスウェーデンの上場企業でしたが、2022年9月にMGMが同社の過半数株式を取得しました。

・MGMは、レオベガス社の買収を完了する前に、同社に対し、日本国内からの同社サイトへのアクセスを停止させるよう要求しました。したがいまして、MGMは、レオベガス社の買収にあたっては、日本市場を含まない同社のビジネスおよび運営状況をベースに評価を実施いたしました。

・また、カジノレオにつきましては、MGMあるいはレオベガス社は運営を行っておりません。また、MGMあるいはレオベガスとの間に資本関係もございません。

考える会の田中代表は、MGM社が出した見解について、「レオベガス社がMGM社に買収された2022年9月以降に日本向けサイトをアクセス停止にしたことは、当会の申立書にも明記してある。問題としているのは、レオベガス社がMGMに買収される前の不当に得た利益がどこに流れたのかを明確にすべきだということだ。この回答は全くの的外れとしか言いようがない」と述べた。

トップ写真：記者会見をする「ギャンブル依存症問題を考える会」。左から中島俊明弁護士、田中紀子考える会代表、宇佐美典也考える会政策アドバイザー　（2023年7月13日東京・千代田区、第一衆議院議員会館）出典：「ギャンブル依存症問題を考える会」提供