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NATO、ウクライナ加盟見送り

Japan In-depth / 2023年7月19日 13時31分

 


7月21日金曜日 インドでG20 労働大臣会合開催


 


7月22日土曜日インドでG20エネルギー大臣会合開催


【インドは17日のG20 財務相会合に続き、精力的に閣僚会合を開催している。ここでもウクライナ戦争が影の主題となろうが、先のG20 財務相会合と同様、恐らくまとまった結論は出ないだろう。】


 


7月23日日曜日 カンボジアとスペインで議会選挙


【カンボジアの総選挙は、選挙管理委員会が、有力野党の選挙参加を認めなかったため、与党・人民党の圧勝が確実視されている。まあ、フンセン政権に民主主義を求めても無理なのだが・・・。一方、スペインは民主主義だが、最近同国では地方で「極右」の台頭が顕著だとNewYorkTimesが報じていた。スペインもフランスのようになるのだろうか?】


 


7月24日月曜日 フィリピン大統領が施政方針演説


【日本では大きなニュースになっていないが、個人的には外交関連部分が気になるところだ。


さて、今週の筆者の関心事はNATOと中東だ。まずはNATO首脳会合から。英エコノミスト誌は「首脳会合前、ウクライナと戦争終結後にNATO加盟のための明確かつ信頼に足る道のりが示されることを期待していた」が、その「願いすべては叶わなかった」と論じた。


一方、日本のリベラル紙は相変わらず、「ロシアの暴挙は許されないが、ウクライナへの武器供与や加盟国の軍備増強により軍事対立をこれ以上、激化させてはならない。」といった論調でお茶を濁している。うーん、ちょっと違うんだよね。


ゼレンスキーだって今の時点でNATO側が加盟の詳細な道筋を示せないことぐらいわかっているはずだ。されば、今回のNATO会合でウクライナは水面下で「実を取る」のが本音だったと筆者は見る。それよりも気になるのはウクライナの「反転攻勢」の評価だ。一部には「失敗」との声すら出ているが、それは可哀そうだろう。攻撃作戦は防御側の三倍の兵力が必要だと言われる。希望的観測で判断してはいけない。


もう一つ、CNNを見ていて驚いたことは、今回のNATO首脳会議ではG7が前面に出ていたため、日本への言及が多々あったことだ。これほどに日本が脚光を浴びるとは予想していなかった。時代は変わりつつあるのかなあ。但し、米国内では「日本ですらウクライナを支援するのだから、今米国は中国よりもロシア対応に専念すべし」との声も根強いらしい。この点は「痛し痒し」で、要注意である。


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