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公から姿を消した秦剛外相

Japan In-depth / 2023年7月28日 11時0分

習主席は秦剛を信頼していたという。だが、外相就任以来、秦剛は色々な行動を起こしているにもかかわらず、その効果はほとんど出ていない。


ところで、秦剛外相が公の場所に姿を現さなくなったのは「女性スキャンダル」で失脚したのではないかと囁かれている。お相手は香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)の《風雲対話》キャスター、傅暁田である。


実は、王毅が秦剛のスピード昇進を妬んだり、自分の部下、趙立堅元外交部報道官の更迭を恨んだりして、秦剛の「スキャンダル」を暴露したのではないかという説もある。


今年4月、傅暁田は、微博(ウェイボー)に子供と一緒の写真をアップしているが、この子供こそ秦剛の子ではないかと噂されている。そして、問題は傅暁田が「スパイ」(それも「2重スパイ」か)だったとの報道が出ている事だろう。


才媛の傅暁田は、北京大学で経済学を学んだ後、英ケンブリッジ大学で教育学のマスターを取得(c)している。傅暁田は英国留学時に同国のスパイ(MI6所属したか)になったと報じられている。


傅暁田は、ニュージーランドの首相、ジョン・キー(在位は2008年~16年)との関係も取り沙汰されている。2016年12月5日、家庭の事情を理由に突然の首相辞任を表明したが、一説には、この時、傅暁田との関係が暴露される寸前だったという。


ところで、李玉超・ロケット軍司令官の息子が、昨秋までに米国へ中国のロケットや核ミサイル等の軍事機密を漏洩したと(d)される。


そこで、6月27日、李玉超は調査される事になった。他方、7月 6 日、ロケット軍の呉国華・副司令官が自殺している。ひょっとして、ロケット軍が「クーデター」を起こしたのではないか。そのため、当時、米駐在大使だった秦剛も同「クーデター」に関わったかもしれないとして、現在、調査されている(e)のではないだろうか。


〔注〕


(a)『中国瞭望』


「秦剛が“失踪”するという異常な現象が起こる」


(2023年7月19日付)


(https://news.creaders.net/china/2023/07/19/2628306.html)。


(b)『中国瞭望』


「秦剛外相はなぜ突然姿を消したのか?」


(2023年7月9日付)


(https://news.creaders.net/china/2023/07/09/2625015.html)。


(c)『チャイナ・ニュース・センター』


「秦剛の愛人、傅暁天は元スパイだった!彼女はかつてニュージーランド国家党のジョン・キー首相とスキャンダルがあったと噂されている」


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