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「尹美香議員は親北活動家」麗澤大学特任教授西岡力氏

Japan In-depth / 2023年9月13日 22時0分

安倍: この問題は日本に直接的な影響はないですか?





西岡: ないですけども、韓国が朝鮮総連を含む北朝鮮の反国家勢力に厳しくなってきたのは大きなことで、韓国が正常化してきたということですし、韓国人からすると慰安婦の運動は北朝鮮とつながっていた運動なんだということがよくわかった事例です。そういう点でも韓国の慰安婦運動がより力をなくすいい契機になりました。日本ではそういう慰安婦運動と北朝鮮の観点という取り上げ方をすべきだと思います。





安倍: それはいいポイントだと思います。実際現実のところはどうなんですか?尹美香議員の横領の件は何年も前の話で、その時にこの運動そのものが偽物なんだということがわかったわけですが。





西岡: だから2019年から風向きが変わったんですよ。





安倍: なるほど。





西岡: 2019年に「アンチ反日運動の台頭」と私は言っているんですけど、親日運動じゃなくて韓国の反日が間違っているという人たちが韓国で声を上げ始めた。それは2019年だと。





西岡: 「反日種族主義」という本が10万部売れたのが2019年。戦時労働者いわゆる徴用工の問題の私の本(編集部注:「でっちあげの徴用工問題」)の翻訳が出たのが2020年。文在寅が反日デモをやった時に韓国の保守派が日本は敵じゃない、味方だって大デモをやったのも2019年です。





その時に反文在寅デモで日の丸が出始めたんですね。韓国の旗とアメリカの旗はあったんですけど、日の丸が出始めて。そういうことがずっと2019年から始まったのです。文在寅があまりにも反日を政治に利用したのでそれに対する反動ということもあるのですが、2019年12月から慰安婦像のすぐ横で毎週水曜日、いわゆる挺対協、今の正義連が反日集会をやっているんですが、そのすぐ横で慰安婦像撤去挺対協解体デモを「反日種族主義」の筆者の一人の李宇衍(イ・ウヨン)さんが始めたんです。それで、卵をぶつけられたり、小麦粉をかけられたり殴られたりしたんですけど、そうしたら2020年の4月に李容洙(イ・ヨンス)さんという元慰安婦のおばあさんが尹美香議員を批判しました。









▲写真 日本大使館前で、第73回光復節を記念する集会に出席して演説する李容洙(イ・ヨンス)さん(2018年8月15日 韓国・ソウル)出典:Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images





安倍: それありましたね。





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