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「高岡発ニッポン再興」その101 電動のシャトルバスを提案したが・・・

Japan In-depth / 2023年9月30日 21時29分

「高岡発ニッポン再興」その101 電動のシャトルバスを提案したが・・・




出町譲(高岡市議会議員・作家)





【まとめ】





・「高岡駅」は、飛騨、越中、能登などへの旅行客の「玄関口」。





・新高岡駅と高岡駅を結ぶ電動シャトルバスが必要、と質問。





・市は、路線バスがあるので、必要ないとの見解。





 





北陸新幹線「かがやき」の定期便の件の続きです。私が住んでいる高岡市の新高岡駅にとまらず、なぜ小松駅に止まるのか。高岡市と小松市。同じ県内第2の都市なのに、なぜ違いがあるのか。その疑問を抱いて、私は今回の高岡市議会9月定例会に臨んだのですが、批判ばかりしていても前進はありません。





そこで提案しました。角田市長は、「飛越能」の玄関口としての存在感を高めたいと指摘なさっています。飛越能というのは、飛騨、越中、能登を指します。併せて60万人の人口がいます。富山県西部だけでなく、飛騨や能登などへの旅行客の「玄関口」という位置づけです。





それなら、角田市長は率先して、「飛越能」の関係自治体のトップと連携して、行動すべきだと私は考えます。そこで質問しました。今回のJRの発表を受けて、「飛越能」の関係自治体トップと一緒に、JR西日本および東日本の本社に赴き、かがやきの停車を求める緊急要望をだすべきだと考えるが、当局はどう思っているのでしょうか。





答弁は、今まで、「かがやき」停車の要望活動を展開しているから、今回、緊急要望という形では、新たに動かないというのです。





今回、かがやきの定期便の停車駅が発表されてた翌週には、JR西日本の金沢支社を訪問し、運行計画の内容など意見を交換するとともに、市長から金沢支社長に対し、『かがやき』の停車についても、改めてお願いしたというのです。





さて、北陸新幹線の敦賀までの運行に伴って、今後、観光客の増加が見込まれています。そこで新高岡駅の利便性についてお聞きします。駅の中には、バスのりばの看板があります。瑞龍寺、山町筋、金屋の方面は①②番と記されていますが、末尾に小さな文字で「すべて高岡駅方面を経由します」と書かれています。旅行者がこれをみつけるのは、極めて困難です。









▲写真 高岡駅のバス乗り場の表示板(筆者提供)





私は今回、南口のバス停で改めて時刻表を見ました。時刻表は路線バスのもので、極めて分かりにくくなっています。「高岡駅南口⇒高岡駅前経由」と書いてありますが、その下には、「新守山・氷見方面」、「伏木方面」、「城光寺方面」となっています。さらに具体的な行き先が細かく、書かれていますが、これでは、観光客はどのようにして高岡駅に行くのか、戸惑います。









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