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高さ日本一ビル「麻布台ヒルズ」森ビルの都市作りを体現

Japan In-depth / 2023年11月24日 18時20分

▲写真 ホテルジャヌ東京 出典:森ビル株式会社









▲写真 インターナショナルスクールBST外観 出典:ⒸHeatherwick Studio





・「Green&Wellness」





麻布台ヒルズのコンセプトは、「緑に包まれ、人と人をつなぐ広場のような街‐Modern Urban Village」。大型複合施設における従来の「箱」から発想を転換。ガーデンプラザを低層に仕上げ、「広場」や「街」のイメージでシームレスにつながるようデザインされている。









▲写真 緑と水がつながるランドスケープ 出典:森ビル株式会社





コンセプトを支える二つの柱として「Green&Wellness」が掲げられている。2.4haの緑地が整備され、建物屋上を活用した果樹園・菜園が広がっている。









▲写真 果樹園 出典:森ビル株式会社





「Wellness」面を支えるのは、信濃町から拡張移転した「慶應義塾大学予防医療センター」。最新の医療機器をそろえ、個々人の健康課題や目標に応じた予防医療を提供し、人々の健康寿命を延ばして行くことを目指す。森ビルと慶應が提携し、予防医療とウェルネスをテーマにした共同研究講座の開設も行う。









▲写真 慶應義塾大学予防医療センター 出典:慶應義塾





・街[ヒルズ]で働く





麻布台ヒルズのオフィスフロアは全体で214,500㎡、約2万人の就業者数を抱えることとなる。森JPタワーの33,34階には企業の垣根を超えてワーカーが集う会員制ウェルビーイング施設「ヒルズハウス」がある。





会員はテナント企業がメインで、その従業員は自由にこの施設を使える。会費は低めに抑えたという。森ビルによるとこうした施設はヒルズでは初だということだ。









▲写真 オフィスエントランス 出典:森ビル株式会社





33階の「メンバーズラウンジ」には、健康的な食事メニューを提供するカフェテリアがあり、会員は栄養バランスの整った食事を良心的な値段で楽しむことができる。









▲写真 カフェテリア食事メニューの一例 ©Japan In-depth編集部





担当者に話を聞くと、ワーカーの健康面をサポートする食事メニューの開発に力を入れたという。利益重視ではなく、コストパフォーマンスの高いサービスを提供していきたいと話していた。このカフェテリアは夜はバーラウンジとしてアルコールも提供している。柔軟に働くことのできるビジネスラウンジ、交流や学びの機会を提供する多用途スペースなども備えており、今後、さまざまなイベントなどを通して、入居している企業の従業員同士の交流を促進する場とする予定だという。





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