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高さ日本一ビル「麻布台ヒルズ」森ビルの都市作りを体現

Japan In-depth / 2023年11月24日 18時20分

将来的に個人会員も検討するかもしれない、とのことで、会員フィー次第ではメンバーになりたいかも、と思ってしまった。









▲写真 カフェテリア内観。夜はバーラウンジとしても利用できる ©Japan In-depth編集部





34階にはミーティングや企業の貸し切り対応、パーティーなど、多様な目的に対応する大型ダイニングスペース「スカイルーム」がある。通常時はカフェ&バーを設置している。









▲写真 スカイルーム 出典:森ビル株式会社





・Dining33





そして圧巻だったのは、「ヒルズハウス」最上階の33階にある、フレンチの巨匠、三國清三シェフがプロデュースするグランビストロ「Dining33」だ。





大きな窓から望む、東京のベイエリアを背景に間近にそびえる東京タワーなど、東京を象徴するような眺望も魅力だ。コンセプトの柱の一つ、グリーンを基調にした内装となっており、伝統的な「江戸東京野菜」など、日本の食材にこだわったフレンチを楽しめる。









▲写真 Dining33 出典:森ビル株式会社





三國氏が長年推進しているウェルネスを意識した料理が提供される。









▲写真 Dining33ディナーメニュー ©Japan In-depth編集部





内覧会では三國氏に話を聞いた。内装からスタッフのコスチュームに至るまで全てを三國氏自らプロデュースしたという。席数は約200席、4つの個室を完備している大規模なフロアは、フレンチレストランというより、巨大なボールルームのようだ。





昼と夜で約1200食を提供する大規模なフロアで、一人一人にフレンチを提供するのは不可能なので、大皿で提供された料理をゲストが自由にシェアするスタイルを導入した、と三國氏は言う。氏自身にとって初の試みだ。シェアスタイルにするという逆転の発想で、高級フレンチレストランでは世界に例のない規模に挑戦する三國氏。「新しい挑戦をすることが大好きだ」と少年のように笑った。





初心にかえって食べる楽しさをお客様の目線で考え直したとのことで、「食育」活動やスローフードを推進してきたシェフのこだわりを垣間見ることができる。「Dining33」の開業は、森ビル元会長の森稔氏の想いを引き継いだ形で実現されたと三國氏が教えてくれた。





「森さんからの遺言なんで。『三國にやらせろ』って」。





森ビルの街づくりの思想が垣間見えた。









▲写真 三國氏(右)と安倍編集長(左) ©Japan In-depth編集部





トップ写真:麻布台ヒルズ施設外観 出典:森ビル株式会社




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