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外苑の樹木より問題なのは「公共性」~東京都長期ビジョンを読み解く!その103~

Japan In-depth / 2023年11月26日 23時0分

2015年4月:


都、JSC、明治神宮、高度技術社会推進協会、伊藤忠商事、日本オラクル、三井不動産らが「神宮外苑地区まちづくりに係る基本覚書」を締結、再開発へ


2016年2月:


外苑ハウスを地上8階、196戸の外苑ハウスを地上22階、約410戸、高さ80メートルもの高層マンションに建て替える計画


2016年2月:


「日本体育協会・日本オリンピック委員会新会館」を外苑ハウスの東隣に建設するプランが、近隣住民説明会で発表


2016年12月:


霞ヶ丘アパートの取り壊し完了


2018年8月:


五輪後の神宮外苑地区の再開発について、東京都は「東京2020大会後の神宮外苑地区のまちづくり指針(素案)」について30日間パブリックコメントを募集


2018年11月:


東京都にて「東京 2020大会後の神宮外苑地区のまちづくり指針」策定。


公園まちづくり制度の活用+


街づくりの青写真、地区外ながらも青山通りに170mビルが建っているという理由で、地区内の一部で容認


【意味】一定の緑地確保を条件に都市計画公園から外して再開発を認める


2020年:


東京都は再開発事業を見据えた「外苑地区のまちづくり指針」に従い、新宿区に伐採しやすくなる地域区分に変えるよう求め、新宿区が変更。神宮外苑の一部地域を規制の厳しい風致地区AもしくはB地域からS地域に。


2021年7月:


東京五輪


2021年7月:


公園まちづくり制度適用で指定解除


2021年12月:


東京都は再開発案の詳細について2週間「縦覧期間」をもうけ、渋谷区の区報に告知


2021年12月:


計画説明会


2022年2月:


都市計画審議会で、秩父宮ラグビー場周辺の約3.4ヘクタールの公園指定を解除がOKに


都市計画審議会にて、委員の都議が樹木伐採に関連する模型を持ち込むことを求めたが「模型の説明では議事録を読んだ都民が状況を把握できない」と拒否される。開発案は賛成多数で承認。


2022年3月:


聖徳記念絵画館前のエリアを加えた整備計画の範囲にて、東京都より都市計画決定告示


2023年2月:


神宮外苑地区第一種市街地再開発事業、東京都知事より施行認可の公告


神宮外苑の風致地区の地域指定の変更、新宿区議会や都市計画審議会にも報告されていなかったことが判明


2023年2月:


所有者の明治神宮が伐採許可を申請し、新宿区が許可


2036年:


神宮外苑地区市街地再開発事業、全体完成


 


■公共性問題その1:民主主義的にどこが問題?


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