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「高岡発ニッポン再興」その117 JR城端・氷見線の経営移管で、生活変わる

Japan In-depth / 2023年12月5日 11時0分

城端線・氷見線は乗客が増えれば、新しい駅ができる可能性があります。今回の国の制度では、駅舎の建設にもお金がでるのです。そうすれば、駅の周辺に住宅地ができるかもしれません。免許返納者が増える中、電車という移動手段は極めて大事なのです。


私がお手本としているのは、富山市です。JR西が廃線を決めたローカル線を譲り受け、低床の次世代型路面電車(LRT)として再生しました。その際、JRから10億円の拠出金を得ました。


1日の運行本数を34本から最大60本に増やしました。市が負担したのです。その結果、乗客が急増し、初年度の2006年度から黒字に転換したのです。


さらに、多くの通勤客がマイカーからLRTにシフトしたのです。渋滞ラッシュの緩和にもつながりました。また、繁華街の賑わいも下支えしました。地価も上昇しました。


LRT化を推し進めた富山市の森雅志前市長はJRに頼るだけではダメだと指摘。市が負担するのは当然との認識を示しています。


私もその考えに賛成します。クルマ一辺倒からの脱却。大きな目標に向けて進まなければなりません。あいの風への経営移管は、高岡市だけでなく、氷見市、砺波市、南砺市の人々の生活を変えるかもしれません。


トップ写真:雨晴海岸 氷見線 


出典:Ⓒsai10


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