岸田総理続投は80%超、大阪万博批判も夏には収束へ 【2024年を占う!】内政
Japan In-depth / 2023年12月29日 11時0分
事業の構造改革や規制改革。ここを2024年にバンバンやらないと日本は、周回遅れどころか置いてきぼりになってしまう。
原発稼動もそうだ。岸田政権は原発再稼働を明言したが、追加の原発はまだ動かない。筆者は原発反対の立場ではあるが、電源不足に陥って混乱するのなら、今の日本としては、なんとか再エネを増やしながらも、安全をしっかりと確保して今のところは、使える原発を動かすしかないという考え方だ。これが多分、一番現実的なのだろう。2024年はテロ対策の不備で再稼働が進まない、柏崎刈羽原発が動くと筆者は見ている。東京電力はすでに柏崎刈羽原発が動くものとして、織り込んで電力代を計算しみなさんに請求している。それこそ政治決断もあるかもしれない。
さて、政治はなかなか混沌としている。私も政治記者の端くれとして永田町や地方議会を40年近く歩いて来た。2023年12月13日の第212臨時国会閉幕後、自民党の派閥の政治資金パーティー収支問題はどんどん大きくなっている。これはただではすまないという感触を強くする。
官房長官の松野博一らを更迭したがマスコミの報道も過熱。検察の本気度とボルテージも上がる。
2023年11月30日の清和会座長・塩谷立の「キックバックの慣習については、あったことはあったと思う」とあっさりと認めたところから潮目が変わった。前参院幹事長の世耕弘成は驚き、すぐに忠告の電話をかけて撤回をせまる。夕方には塩谷はトーンを落とし「事実確認をしている訳ではないので、一切の発言を撤回したい」とした。これには筆者も記者たちも驚いた。そしてこの対応が検察を本気にさせた。
ある野党の幹部は「もともと政治資金パーティーのキックバックは政治家の秘書が給与補填にもらっていた。パーティー仕事のお疲れ様という意味。だから誰もそんなものと思っていた節がある。政治家ももしかしたら知らなかったケースもあるのでは」と教えてくれた。
しかし、政治資金収支報告書にキックバック分の記載が無い場合(不記載)、政治資金規正法違反になるのは間違いない。額の多少の問題ではない。意識と法律の問題なのだ。
さて、マスコミ界隈を中心にまたまた選挙の話と予想が飛び交う。筆者は、2023年春、統一地方選挙のあとに「絶対に解散はない」と断言した。その後6月にも広島サミット直後の解散説が流布された時「今年の選挙はない。やりたくても出来ないし、岸田さんはやりたくない」と力を込めて語った。そして筆者の”選挙無し”の予言は、みごとにあたり続けていまにいたる。
この記事に関連するニュース
-
石破茂政権は「30年前の永田町の悲劇」と同じ道を辿っている…「政治とカネ」に翻弄される日本の政治家の愚かさ
プレジデントオンライン / 2024年11月11日 9時15分
-
石破内閣も「政治とカネ」で爆発寸前! 鈴木馨祐法相だけじゃない“地雷閣僚”がゾロゾロ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月7日 9時26分
-
総選挙、だれが笑って、誰が泣いたか 損得番付:得るは失うのもと、失うは得るのもと
Japan In-depth / 2024年11月2日 19時30分
-
旧安倍派を敵に回して、国民民主・玉木氏にすがりつく…石破政権がわずか1カ月で「泥舟」になった理由
プレジデントオンライン / 2024年11月1日 17時15分
-
「玉木雄一郎首相説」が爆誕する体たらくぶり…万事休すの石破茂首相を待ち受ける「最悪のシナリオ」
プレジデントオンライン / 2024年10月31日 17時15分
ランキング
-
1神戸港沖合で貨物船と押し船衝突、押し船の3人投げ出され2人救助されるも1人死亡…1人不明
読売新聞 / 2024年11月24日 0時6分
-
2標津川で「流された」男児が死亡 通報から3時間後に下流で発見
毎日新聞 / 2024年11月23日 20時56分
-
3【物価高】年末年始のおせちにも影響か サケ不漁でことしはイクラが高い!? 《新潟》
TeNYテレビ新潟 / 2024年11月23日 17時55分
-
4【裁判詳報】不可解な関係 20年にわたり売春の収入を”渡し続けた女”と”受け取り続けた女” 強盗致死事件 共謀はあったのか”渡し続けた女”が証言
RKB毎日放送 / 2024年11月23日 15時4分
-
5【ふたご座流星群 まもなく始まる】 観察のポイント&撮影のコツ【スマホで流星を撮るには】
MBC南日本放送 / 2024年11月23日 15時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください