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岸田総理続投は80%超、大阪万博批判も夏には収束へ 【2024年を占う!】内政

Japan In-depth / 2023年12月29日 11時0分

キャスターの辛坊治郎氏はテレビやラジオで「岸田総理はゾンビ内閣。死にそうで死なない」と表現したが、筆者も同感だ。





ここで予言をすると岸田総理ののらりくらり打法もそろそろ限界が近いとは思うがでもまだいけるかもという感触。





ただ、このまま支持率が下がり続け、一月に政治資金パーティー収支問題が事件化して、逮捕者が出るかもしれない。それも大物政治家逮捕となると、世の中は黙っていない。その時は、自民党の中でクーデターが起こり、岸田総理の首をとりにいく倒閣運動が起こり、自民党内部が大揺れになる。





その理由は、自民党員の根底にある「選挙に負けたくない。下野したくない」という自己防衛本能のボタンが押されるからだ。過去にも小泉純一郎政権誕生の時に、このボタンが押され、その結果「自民党をぶっこわす」と叫んで”変人”宰相が誕生したのだった。





それらの結果、9月の総裁任期をまたずに自民党総裁選に突入するということも考えられる。





ただ筆者はその可能性は低いとみる。理由は、岸田総理のキャラ。言葉が何故か伝わらない。決めているような決めていないような、不思議なしゃべり。強烈な個性がないからこそ、ハレーションも弱い。これが逆に延命のキーだと見る。





当時の(この原稿が出る頃には役職が変わっているはず)の萩生田光一政調会長は、11月の講演で岸田総理を評して「予告編が長く、中身がミスマッチ。国民は違和感があると思う」と語っている。





2021年の総裁選出馬会見の勢いのある、記者からの質問にメモに目を落とすことなく淀みなく答えていた時の岸田総理や、広島サミットの時に各国首脳と英語で渡り合い、エスコートする堂々たる岸田総理の姿を取り戻せば、話は違ってくる。





実は岸田さんには不思議なポテンシャルがある。この見方をしている記者はかなり少ない。





と、ここまで書いてきたが筆者の予想は、9月の任期切れで総裁選突入。そこで新たな総理が決まるだろう。岸田総理の続投も80%以上あると思う。そしてその雰囲気を利用して解散し国民の信を問う。こんなシナリオになると思う。





日本の景気について最後に触れると、景気は上向き、株価も安定。国際情勢はいろいろと日本に影を落とすが、輸出はそれほど悪くない。





大阪万博バッシングも夏頃にはおさまる。理由は1月以降には各パビリオンの概要がどんどん出てくるからだ。結構魅力的な内容で、ワクワクするものも少なくない。予算も上振れや東京での知名度の低さ、内容の浸透がされていない点も徐々に解消されていくと思う。キャラクターみゃくみゃくの人気も関西では現在でもなかなか。伊丹空港の記念ショップでは修学旅行生やビジネスマンがお土産に列をなす。それを見ている限り「万博が意外に近くなったら人気になる」という予感を感じる。ここも筆者の予言として覚えておいて欲しい。





エネルギー供給の安定と円安、これが実は2024年のキーワード。他の先輩記者や、実力派のジャーナリストのみなさんの中で恐縮なのだがテレビマンとしては、軽薄に2024年を予想したい。筆者の強い願望も含め明るい年にしたいものだ。





トップ写真:自民党派閥による政治資金規正法違反事件を受けた閣僚交代について記者会見で説明する岸田首相(2023年12月13日 首相官邸)出典:Photo by Franck Robichon - Pool/Getty Images




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