稚拙な不祥事会見は今年も増える【2024年を占う!】危機管理
Japan In-depth / 2024年1月1日 11時0分
本来不祥事会見の目的は、炎上を鎮静化し、ブランドの毀損を最小限にとどめることにある。しかし、一連の会見を見る限り、その目的は達成できていないどころか、むしろ事態を悪化させている。
2023年の年末には超弩級の不祥事が発覚した。ダイハツ工業の品質不正問題だ。なんと34年も不正が続いていたという。
企業やあらゆる組織が制度疲労をきたしている。2024年も企業の不祥事は続くだろう。不正が表に出てしまったらやることはひとつ。事実を認め、再出発のための方策を明らかにすることだ。その単純なことができないのが不祥事対応の難しさなのだ。普段全く準備をしていない日本企業は、2024年も不祥事のたびに炎上を繰り返すことになるだろう。
年に1回、避難訓練をやっている企業は多い。地震、津波、火事、事故などには備えるが、不祥事の備えはしないというのでは経営者として失格だ。2023年に起きた不祥事を他山の石として、今年こそ危機管理を万全なものにしたい。
トップ写真:謝罪会見のイメージ(本文とは関係ありません)出典:RichLegg/GettyImages
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