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NYで爆増する無賃乗車、そのわけ

Japan In-depth / 2024年2月18日 21時14分

そこで、抜本的に、無賃乗車を防止する仕組みを考えようと、飛び越えなどが出来ない、新型の改札口がお目見えしたのだが、笑ってしまうほど機械としてきちんと機能せず、相も変わらず、そこを通る人々を警官が監視する、という状態が続いている。









▲写真 新型改札が設置された駅で監視する鉄道警察官(筆者提供)





MTAによれば、これはまだ実験段階であり(実際にまだ、数駅にしか設置されていない)、今後改良を重ねていくとしているが、タダ乗り防止の実績につながるであろうか。





先日はNYで窃盗などをくりかえすグループの存在が報じられた。NYでは捕まってもすぐに保釈されることから、NYで悪事を働いて捕まっても保釈され、地方に逃亡するという。





逃亡先の地方では悪事を働くと当然逮捕され、拘留されるので大人しくしており、当地でお金を使い果たしたあとは、またNYに舞い戻る。このグループは戻ってきたNYで警官に暴行を働き、ふたたび捕まったものの法律のお陰で保釈され、その後、すぐに州外に逃亡したとされる。





彼らがNYに戻ってきて「より凶悪な犯罪」に手を染めるまで、NYの司法は手出しができない。人の命が関わる事態に発展しないと、彼らを監獄に閉じ込めることはできない。





彼らはNYが移民に寛容である「聖域都市(Sanctuary City)」で「移民」である立場を利用して悪事を働いていたことが判明したことから、市民からは「移民」全体に冷ややかな視線が注がれている。これらの問題が今年の選挙に大きな影を落とすのは間違いなく、民主党基盤のNYの行政の強力な舵取りが、いまこそ試されている。





動画はこちら





トップ写真:地下鉄の改札を飛び越え摘発された人。照会で過去の記録に問題があればその場で拘束されることも(筆者提供)




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