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地上8メートルの“銀ブラ”「Ginza Sky Walk 2024」開催

Japan In-depth / 2024年5月4日 22時22分

歩行路はモビリティエリア(車両展示や試乗体験等)、プレイエリア(子供向け遊具や東京グリーンビズPRブース等)、エシカルエリア(再利用人工芝、演奏や各種パフォーマンス等)、インタラクションエリア(アートピアノの展示やウェルビーイング体験等)の4つのエリアに分かれ、緑と共生する新たな「まち」のイメージを体現する。





なかでもエシカルエリアのカフェには、高知県の特産品を用いる店、学生が運営する店など、来場者が気軽に楽しみながら地域について知られるものが立ち並んだ。他にも、同エリアで行われたLFJ丸の内エリアコンサート連携ステージでは、ピアノ、ヴァイオリン、リズム楽器による演奏が人々の注目を集め、子供から大人まで多くの人が聞き入った。









▲写真 LFJ丸の内エリアコンサート連携ステージでの演奏(2024年5月4日)ⒸJapan In-depth編集部





京橋三丁目のお神輿は、町会など地元の団体の人が担ぎ、威勢の良い掛け声でKK線上を練り歩いた。





急遽駆けつけた山本泰人中央区区長はお神輿を観た後、「街の人とSky Coridorに来る人、一体となってますます街がよくなることを期待したい」と挨拶した。また東京高速道路会社の加藤浩社長は、「京橋の街とKK線、ともに繁栄させることができたらと願っている」と期待を寄せた。









▲写真 挨拶する山本泰人中央区区長(中央)と東京高速道路会社の加藤浩社長ⒸJapan In-depth編集部





主催者の1主体である東京都は、KK線の再生事業を「東京グリーンビズ」の一環として推し進める。「東京グリーンビズ」とは、緑や自然を100年先に繋げるため、東京の緑を「まもる」「育てる」「活かす」取り組みだ。例えば、里山の保全への協力や緑化活動の支援、近所の緑の維持管理などが挙げられる。今回のTOKYO SKY WALK2024では、各種植物の苗を持参し、参加者に取り組みの内容を伝えながら苗を提供していた。帰宅後に自宅などで苗を育ててもらい、東京の緑化を促進する狙いだ。





千葉県から来たという子連れの夫婦は、「高速道路というとただのコンクリートの建築物だが、(公園にするという)こういう試みはいいと思う。完成したらまた来たい」と話した。完成予定時期は2030年代~40年代だが、整備に伴うKK線の閉鎖時期がまだ決まってないため、来年以降GINZA SKY WALKが開催されるかは未定だという。





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