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地上8メートルの“銀ブラ”「Ginza Sky Walk 2024」開催

Japan In-depth / 2024年5月4日 22時22分

なお、KK線は歩行者向けの空間として再生されるため、バス等が走る予定はなく、歩行を補助する乗り物が走る可能性があるのみだ。









▲写真 歩行者をサポートするモビリティの試乗体験コーナー ⒸJapan In-depth編集部





イベントに際し東京高速道路株式会社と地元の方々が協働して作った「エリア街歩きMAP 2024」では、日比谷フェスや烏森神社例大祭といったイベント情報が掲載された。来客にとってKK線の歩行後に気軽に立ち寄れる場所であり、近隣地域の活性化にもつながる。このように、KK線の再生は新たな楽しみの場を作るだけではなく、中央区の活性化も期待されている。





使われなくなった鉄道や道路の跡地を再開発する取り組みは、既に海外で成功例がある。アメリカ、ニューヨークのマンハッタン西端にある「ハイラインパーク」が有名だ。旧高架鉄道の跡地を2009年に遊歩道にしたもので、南はミートパッキング地区から北は34丁目まで、2.33kmに及ぶ。今では年間900万人近くの人が訪れるという。









▲写真 ニューヨークのハイラインパーク(2022年5月31日 アメリカニューヨーク市)出典:Spencer Platt/Getty Images





また、韓国ソウル市でも役割が低下した高速道路を高架遊歩道とする計画が立てられ、2017年に長さ983メートルの「ソウルロ7017スカイガーデン」が生まれた。









▲写真 ソウルロ7017スカイガーデン 出典:GoranQ/GettyImages





おりしも日本は観光立国のかけ声により、また円安効果も相まって、訪日外国人旅行者の数はうなぎ登りだ。「Tokyo Sky Corridor」が完成するのは2030年以降とまだ大分先ではあるが、この場所が新たな観光名所となれるかどうか、運営主体の東京高速道路株式会社と地元の構想力が問われることになりそうだ。





「GINZA SKY WALK 2024」は、5月5日(9:00-18:00)、6日(9:00-17:00)も開催される。





トップ写真:「GINZA SKY WALK 2024]で行われたお神輿の様子(2024年5月4日東京都中央区)ⒸJapan In-depth編集部




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