1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

〝法の範囲内〟であるはずが「法の強化」招く 波紋大きいつばさの党の選挙妨害事件

Japan In-depth / 2024年5月17日 11時0分

つばさの党捜索を報じる各、メディアでも、罰則強化の一定の理解を示す専門家らの指摘が少なくなかった。





その一方で、当局による過剰な介入への危惧も指摘されており、野党の中には、立憲民主党のように、実際に捜査に着手されたことに言及、「現行法で対処が可能」との指摘も少なくない。





法案は開会中の今通常国会にも提出される可能性があるというが、与野党の調整が難航する可能性もある。





法改正によって〝お上〟の介入の余地がひろがる事態となれば、大きな議論を起こすことになろう。





言論の自由か、選挙妨害か、線引きの難しい問題での取り締まり強化を求められることになる当局にとっても、むしろ迷惑なことだろう。





妨害などなく秩序正しい選挙運動が行われてさえすれば、厄介な問題にはならなかったはずだ。つばさの党の行動がもたらした波紋は大きい。





(編集部追記)





5月17日午前、警視庁は「つばさの党」の幹事長で元候補の根本良輔容疑者と代表の黒川敦彦容疑者、運動員の杉田勇人容疑者の3人を、公職選挙法の「選挙の自由妨害」の疑いで逮捕した。





トップ写真:衆議院補選東京15区、乙武洋匡候補(当時)の街頭演説に小池百合子都知事が応援に駆けつけた。つばさの党が大音量でヤジを飛ばし、乙武候補らの話が聞こえず、騒然とした雰囲気となった(2024年4月13日 東京都江東区豊洲)ⒸJapan In-depth編集部




この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください