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規正法改正案巡り、珍獣が跋扈する永田町 東京都も・・・

Japan In-depth / 2024年6月9日 23時47分

なお永田町に棲息するのは、ムジナだけとは限らない。たとえば1992年の参院選で日本新党から比例区に出馬して当選した小池百合子氏(現東京都知事)は、緑のジャケットとヒョウ柄のミニスカートといういでたちで初登院し、「猛獣とか珍獣とかいらっしゃると聞いたもので、今日はサファリルックで参りました」と記者団に述べている。それから20年以上もたって自らが「珍獣」として揶揄されることになるとは、この時は想像すらしなかっただろう。





その小池氏は次期東京都知事選(6月20日告示・7月7日投開票)で3期目を目指すと言われているが、執筆段階では出馬表明する動きはなく、すっかり「狸寝入り」を決め込んでいる。その小池知事に対して「反自民・非小池」を掲げて噛みついているのが立憲民主党の蓮舫参院議員で、委員会では攻撃的な口調で政府を詰問して「カミツキガメ」の異名を持つ。





では「狸」と「カメ」では、果たしてどちらが勝利するのか。おじいさんとおばあさんを騙した「カチカチ山」の狸は、ウサギにまんまと泥船に乗せられ、水に沈められて成敗される。一方で「イソップ寓話」でウサギとかけっこすることになったカメは、油断してついうたた寝してしまったウサギをゆっくりと追い抜き、最終的に勝利する。





だが現実は寓話の通りにいくわけではない。イソップ寓話の「ウサギとカメ」には、諦めずに粘り強く行えば必ず勝利を手にできるという教訓があるが、「カミツキガメ」の蓮舫氏は、2016年9月に念願の民進党の代表の地位に就いたものの、党運営に自信を持てず、わずか10か月で投げ出した。





それが8兆4530億円の一般会計に特別会計、公営企業会計を加えた総額16兆5584億円の予算(2024年度)を牛耳り、16万6665人もの職員を率いる都知事の重責に、果たして耐えられるのか。





化かされ、噛みつかれるだけなら、都民の将来にとって災いしかない。1400万人の人口を擁する世界最大の都市は、漂流する他ないのだろうか。





トップ写真:フォーミュラE東京E-Prixを観戦する小池百合子都知事(2024年3月30日 東京・台場)出典:Qian Jun/MB Media/Getty Images




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