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【立憲民主党代表選挙】3 泉健太氏「政策分析」と「人事評価」

Japan In-depth / 2024年9月22日 7時0分

なので、企業・団体献金を明確に廃止し、政治への影響力をカネで買う行為を徹底排除するべきともっと強調すべきなのだ。過去に「企業団体献金の禁止にチャレンジしなければ政治は腐る」と言ってきたが、今回の代表選はそんなに明確に言ってはない。今回の代表選、政治献金を集めて政治的パワーを保持してきた超ベテラン政治家さんが対抗候補を擁立し、影響力を発揮した。そういう姿勢は自民党政治とあまり変わらないし、1994年の政治改革関連法の成立で抜け穴を見抜けなかった(政党から政治家への寄付は例外とされた)し、政権にいた時に対応しなかったベテラン政治家たちの責任もあるだろう。他人を悪く言わないのは、人の優しい、仲間を大切にする泉さんらしいところでもあるが。





◆ リーダーシップ・人事評価





筆者は人事評価の専門家として「政治家の人事評価」などを提起してきた。ここで、「首相の人事評価」を考えたい。総理大臣の「能力」「成果が出せる行動特性(コンピテンシー)」は以下になる。





◆1.未来の方向性を示せる、共有できる





◆2.組織マネジメントができる





◆3.決断・意思決定ができる





これをしっかりできれば十分なのだが、泉さんをこの視点を細かく見ると以下のようになる。









人事評価の専門家としてみるとこの視点からみるとこんな感じである。性格も優しく、感じもよく、仲間を大事にする、穏やかな人物である。これだけの社会活動をしてきた首相候補はいない。人へ、未来へ、まっとうな政治へ。日本の新時代を開くのはこの世代が担ってもいいはずだ。泉さんに期待したい。





トップ写真:立憲民主党の代表選を前に演説を行う泉健太氏(2020年9月10日 東京)出典:David Mareuil - Pool/Getty Images




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