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与党過半数割れで示唆されるポピュリズムの影

Japan In-depth / 2024年10月30日 14時56分

 


続いては、いつもの通り、欧米から見た今週の世界の動きを見ていこう。ここでは海外の各種ニュースレターが取り上げる外交内政イベントの中から興味深いものを筆者が勝手に選んでご紹介している。欧米の外交専門家たちの今週の関心イベントは次の通りだ。


 


10月29日 火曜日 フィンランド大統領訪中、首脳会談


 北欧首脳会議(アイスランド)


 ロシア外相、ウズベキスタン訪問終了(2日間)


 


10月30日 水曜日 ボツワナで総選挙


ブラジル、G20教育大臣会合を主催(2日間)


 


10月31日 木曜日 米韓2+2会合


 ミンスク・ユーラシア安全保障会議始まる(ベラルーシ)


 ブラジル、G20保健大臣会合を主催


 


11月1日 金曜日 国連総会、人権委員会の年次報告を審議


 


11月3日 日曜日 モルドバで大統領選挙決選投票


 


11月4日 月曜日 インターポール総会(スコットランド)


 中国全人代常務委員会(8日まで)


 


最後はいつものガザ・中東情勢だが、「いつ行われてもおかしくなかった」イスラエルの対イラン大規模直接報復攻撃がようやく(?)実施された。攻撃対象は、予想通り、軍事施設のみのようで、核施設や原油施設ではなかった。当然ながら、イラン側は「攻撃は限定的だった」としており、更なる報復攻撃を行う兆候はなさそうだ。


 


今回攻撃対象にはイランの弾道ミサイル・燃料の製造施設が含まれている。情報通によれば、かなりの数の弾道ミサイルが破壊されたというが、真偽は不明だ。いずれにせよ、イラン側防空網はイスラエルによって完全に封じられたらしい。今後もイスラエル側の航空優勢が続けば、イラン側も報復攻撃など容易にはできないだろう。


 


ガザなどパレスチナ方面で続く戦況に大きな変化はない。こうした状況は少なくとも11月5日まで続くだろうな。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。


写真)衆議院選挙の結果を見守る石破茂自民党総裁と自民党幹部ら 2024年10月27日 東京千代田区自民党本部


出典)Photo by Takashi Aoyama/Getty Images


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