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トランプのNY殴り込みを見てきた

Japan In-depth / 2024年11月3日 7時0分

トランプのNY殴り込みを見てきた




柏原雅弘(ニューヨーク在住フリービデオグラファー)





【まとめ】





・トランプ氏が民主党の牙城中の牙城、ニューヨーク・マンハッタンで大規模集会を開いた。





・会場マジソンスクエアガーデンにはトランプ支持の日本人集団も。





・その日の動画は配信半日で、いきなり10万回、再生された。





 





アメリカ大統領選挙まで10日を切った先月10月27日、トランプ氏が民主党の牙城中の牙城、ニューヨーク・マンハッタンで大規模集会を開くということで、知り合いの人から取材の誘いを受け、行ってみることにした。









▲写真 早朝から入場を待つ人々(筆者撮影)





集会はマンハッタンのど真ん中、マディソン・スクエアガーデン(以下MSG)で行うと言うから驚きだ。





ご存じの方には説明も必要ないかと思うが、MSGはマンハッタン最大の集客イベント施設であり、2万人以上の収容能力がある。全米でも最も強力な民主党の基盤があるニューヨーク・マンハッタンで、どうやって参加者を集めるのか、興味があった。





聞くところによると、トランプ陣営は、仮に参加者が集まらなくとも、マンハッタンの大規模施設でイベントを行った、という事実が大切である、とのことであった。結果は伴わなくとも、という、いわば、本気の殴り込みである。





集会の資料によると、トランプ氏の登壇は午後5時以降。しかし、2時までには来いという。開場は昼12時、とあるが、反トランプ派との衝突もあり得るので、早めに行こうと言うことになり、日の出前までまだ時間がある、朝7時に現場に到着した。





会場のMSGの東側は警察による交通規制が敷かれていた。





開場まで5時間あるので、一番乗りかと思いきや、到着してみたら我々の前には300人程度の人がすでに並んでおり、よく見たら、MSGに一番近い入口には徹夜組と思われる人々がさらに500人程度いて、あたりはMAGA(Make America Great Again)ハット、と呼ばれる赤い帽子をかぶった人たちに埋め尽くされていた。





雰囲気が異様であった。なぜなら、赤い帽子をかぶって並んでいる人たちを見ると、具体的には申しかねるが、ひと目見て、皆さん、普段ニューヨークで見ないような雰囲気の人たちばかりなのである。





開場まで5時間もあったので周りの人に話を聞いてみると、皆、案の定、並んでいる皆さんは、郊外や、州外から来ている、というひとたちで、地元ニューヨーク市から参加している、という人は話をした範囲では誰もいなかった。





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