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【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、即位後初の国会開会式で11分間の演説

TechinsightJapan / 2023年11月8日 13時54分

これまでにスナク首相は、喫煙を取り締まるため、イングランドで煙草を購入できる法定年齢を毎年1歳ずつ引き上げることで、“煙のない世代”を作ることを約束していた。

国王はこの公約にも言及し、現在14歳以下の子供達に煙草を売られることがないよう、政府は煙草の販売を制限すると述べた。

また、長年の環境保護運動家である国王は国会議員や下院議員に対し、政府が「将来的な新規油田・ガス田のライセンス取得を支援する」と伝えた。

この法案は、英国のエネルギー安全保障を強化し、不安定な国際エネルギー市場や敵対的な外国政権への依存を減らすことを意図するものだという。

国王はこの計画について「家庭への過度な負担を増やすことなく、2050年までに国がネット・ゼロに移行するのを支援するものだ」と説明した。

続いて演説では、“NHS(国民保健サービス)”の医療スタッフのストライキによって患者の安全を損なうことを防ぐため、「最低限のサービスレベルを維持しながら、政府はNHSにおいて待機者削減計画を実現する」と述べた。

11分間の演説の最後で、国王は次のように語った。

「わが政府はあらゆる面において、未来の世代のために長期的な決断を下すよう努める。わが閣僚は、財政支出や借金を増やすことよりも、インフレや低成長の要因に対処する。わが閣僚は、地域社会と国家の安全を、それらを危険にさらす人々の権利よりも優先する。」

そして「こうした長期的な決断を下すことで、わが政府はこの国を変え、より良い未来を築くだろう」と締めくくった。

国王の演説は1,223語に及び、議会開会式の君主のスピーチとしては2005年以来、最長となった。



演説を終えた国王が国会議事堂を出ると、沿道に集まった反王政派からブーイングの声が上がる場面も見られた。

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画像は『House of Lords 2023年11月7日付Instagram「Their Majesties The King and Queen arrive in the @UKHouseOfLords chamber for The King’s Speech.」』『The Royal Family 2023年11月7日付Instagram「At The King’s first State Opening of Parliament as Sovereign earlier today,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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