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【海外発!Breaking News】約3億円を費やした噴水が「世界で最も醜い」と猛バッシング浴びる(オーストリア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月19日 5時0分

【海外発!Breaking News】約3億円を費やした噴水が「世界で最も醜い」と猛バッシング浴びる(オーストリア)<動画あり>

芸術の都と言われるオーストリアの首都ウィーンに設置された噴水が「世界で最も醜い」と批判にさらされている。噴水のデザインが万人受けしない上に、完成に180万ユーロ(約2億9200万円)が費やされたことから、SNS上では嘲笑や怒りの声もあがった。フランスのニュースメディア『Le Figaro』などが報じた。

ウィーンでは、蛇口から出る水も市街の公園の噴水に使われる水も、アルプスの湧き水が使われている。この湧水供給システムの150周年を記念して、現地時間10月24日にミヒャエル・ルートヴィヒ市長(Michael Ludwig)とアレクサンダー・ヴァン・デル・ベレン連邦大統領(Alexander Van der Bellen)がゾンヴェンフィアテル地区に設置された噴水の除幕式に臨んだ。この噴水は、社会民主党のルートヴィヒ市長率いる左翼政権が設置を依頼し、コンペで優勝したアーティスト集団「Gelitin」によってデザインされた。Gelitinはウィーン出身の4人のメンバーから成り、挑発的なパフォーマンスで知られている。

ユルゲン・ツェルノホルシュキー環境副大臣(Jürgen Czernohorszky)によると、Gelitinは干ばつが深刻化する中で「水に対する社会の責任を表現し、水の保護がますます重要になってきていることを発信する」というコンセプトのもとでデザインしたそうだ。また、ゾンヴェンフィアテルは貧困地区として知られるが、噴水プロジェクトではこの地区の多様性を反映させる試みがなされたという。

ルートヴィヒ市長は噴水を「興味深い」と評価したが、この現代的な噴水はどうやら万人受けしていないようだ。ネットユーザーからは、まるで幼児が作ったかのような33体のコンクリート像で囲まれた噴水について、「恥さらし」「なんという恐怖」「これはジョークか?」といった批判的な声が多数あがった。



また、このユニークなデザインの噴水について、1902年からオーストリア国会議事堂前に設置されている「知恵の女神パラス・アテナの噴水」とのギャップを指摘するユーザーもいた。他にも、「Culture Critic」というアカウント名の文化評論家はX(Twitter)に動画を添えて「これが納税者から得た180万ユーロ(約2億9200万円)を使ってできた完成品だ」と嘆いており、投稿は760万回以上の表示回数を記録した。

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