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【海外発!Breaking News】殴られた? まつ毛美容液で“パンダ目”になった24歳女性、2年後も続く苦悩を語る(英)

TechinsightJapan / 2023年11月18日 20時55分

なお、ハーリーさんは仕事を2週間休んで復帰したが、腫れや発疹は完全には治まらず、顧客のなかには「ひどいアレルギー」と説明しても信じてくれない人や、何かと理由を作ってハーリーさんを避ける人もいたそうだ。

ハーリーさんは「当時の私はまるでハロウィン映画の登場人物のようだった」と苦笑するも、施術から2年以上経っても皮膚のトラブルが収まらず、薬の服用も続けていて不安は尽きないという。

実はハーリーさん、「アレルギーの症状が良くなってきたかな」と感じていた時に、美容室で新しい染毛剤の取り扱いを始めていた。しかし数時間経つと再び、誰かに両目を殴られたような“パンダ目”になり、かかりつけ医に相談したところ「染毛剤の成分が、以前アレルギー反応を起こした薬剤と同じだったため、免疫系が破壊されてしまった」と言われてしまったそうだ。

さらに、ハーリーさんはプロスタグランジン類似体やほかの合成化合物にアレルギー反応を起こしていること、これらの物質に何度も晒されたことで皮膚が過敏になり、手袋やゴーグルをつけても症状が現れてしまうことも指摘され、施術から2か月後には美容師の仕事を辞めざるを得なくなった。プロスタグランジン類似体はもともと緑内障治療薬として使用されており、眼瞼下垂や色素沈着などの副作用を起こす懸念があるという。

ハーリーさんは気持ちが常に落ち込んでいたという当時のことを、このように明かしている。

「長い年月をかけて美容師になったのに、あの頃の私はすっかり自信を失くしてしまってね。化粧もできず、自分がセクシーだとか魅力的だと感じることもなかったの。2021年のクリスマスは家から一歩も出ず、当時交際していた彼とも別れることになってしまったわ。」



ちなみにハーリーさんはその後、販売員として働き始めたものの、顔の腫れや発疹が完全に引くまで8か月を要したそうだ。また、今でも瞼の皮膚が元に戻ったとは言えず、上瞼は特に繊細で、使用するのはオーガニック製品のみだという。

ここ2年間で救急外来に4度も行き、かかりつけ医のもとには数え切れないほど通ったそうで、ハーリーさんは「今の私は、パッチテストをしてから施術をするまで5日を置くようにしているの」と溜息交じりに語ると、次のように注意喚起した。

「まつ毛美容液には多くの人が興味を持っているようだけど、私は施術から2年経っても悪夢から抜け出せないでいるわ。全てを手順通りに行ったのに、私の人生はあれ以来、全く違うものになってしまったの。だからこれから同様の施術を受けようとしている人には十分注意してもらいたいの!」

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