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【海外発!Breaking News】飼い主の遺体に72日間寄り添った犬、痩せて体重が半分に減るも“奇跡”の生還(米)

TechinsightJapan / 2023年11月16日 20時55分

「フィニーは帰宅後、飛んでいる蛾や虫を捕まえたり、裏庭で幼虫を掘り起こすなど以前には見られなかった行動が見られるようになりました。きっと山の中で、虫などのほか、巣穴に棲むネズミ、シマリス、リスなどのげっ歯類を食べていたのでしょうね。」

「以前のフィニーは社交的な性格でしたが、帰宅後は他の犬が近づくと私の背後に隠れるようになりました。きっとそうやって捕食者から逃げていたのでしょう。フィニーがなぜピューマに見つからずに済んだのかは分かりませんが、あの子は小さいながらもとても賢いのです。」

なおフィニーの体重は通常、4.5キロ(一部報道では5.4キロとも)ほどだそうだが、家族が引き取った時には半分以下しかなく、肋骨が浮き出ていたという。また鼻には土とかさぶたで覆われた深い切り傷があったそうで、げっ歯類や虫を食べたり、近くの小川の水を飲んだりして生き延びたとみられている。



ちなみにジャック・ラッセル・テリアはもともと、キツネや小さなげっ歯類の狩猟のために交配された種で、リッチさんとドナさんは2020年、生まれたばかりのフィニーをニューハンプシャー州のブリーダーから手に入れたという。



ドナさんは現在、「フィニーが夫の匂いを嗅ぐことができるように」と家の中のあちこちに夫の衣服を置き、出かける時も、就寝時もフィニーと一緒にいるとのことで、感慨深くこのように語っていた。

「これはずっと感じていたことなのですが、フィニーはきっと、リッチが私のもとに送ってくれたのではないかと思っているのです。リッチはきっと、フィニーにこう伝えたのでしょうね。『家に戻って、ドナの世話をしてあげて!』とね。」

画像は『Outside Magazine 2023年11月15日付「A Hiker and a Terrier Climbed a Peak. The Dog Came Home 72 Days Later.」(Dana Holby/Archuleta County Sheriff)(Photo: Bill Milner)(Photo: Dustin English)(Photo: Dana Holby)』『Metro 2022年1月5日付「Dog sat on owner for 13 hours after he broke his leg climbing mountain」(Picture: Antonija Sjaus Brkic)』『Soccorso Alpino e Speleologico Friuli Venezia Giulia - CNSAS 2021年2月18日付Facebook「Sopravvive a sette notti all’addiaccio Venzone (ud)」』『Keswick Mountain Rescue Team 2021年10月30日付Facebook「Incident 104」』『The Daily Star 2022年2月11日付「Devastated dog pines for owner at his funeral after being killed in deadly landslide」(Image: Newsflash)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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