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【海外発!Breaking News】「悪い成績」が理由で教師を撲殺し“終身刑”の10代少年、鼻血と涙を流して謝罪(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月18日 17時20分

【海外発!Breaking News】「悪い成績」が理由で教師を撲殺し“終身刑”の10代少年、鼻血と涙を流して謝罪(米)<動画あり>

米アイオワ州の小さな町フェアフィールドで2021年11月、高校のスペイン語教師が当時16歳だった男子生徒2人にバットで撲殺された。この事件の裁判が今月15日に行われ、ジェレミー・グッデイル(Jeremy Goodale、18)に終身刑が言い渡された。仮釈放が可能になるのは少なくとも25年後で、ジェレミーは判決前、被害者家族に謝罪して涙を見せ、ストレスからか鼻血を流す場面も見られたという。米ニュースメディア『CBS News』などが報じている。

事件が起きたのは2021年11月2日のことで、フェアフィールド高校のスペイン語教師ノヒマ・グレイバーさん(Nohema Graber、66)がウィラード・ミラー(Willard Miller、18)とジェレミー・グッデイルにバットで殴り殺された。

検察によると、ノヒマさんの殺害を提案し、バットで頭に殴りかかったのはウィラードで、きっかけは「スペイン語のクラスで悪い成績をつけられた。これでは海外留学プログラムに参加できない」と恨みを持ったことという。

2人はノヒマさんが公園を散歩中に襲撃し、遺体を手押し車に載せて線路近くに運んでいた。そして防水シートで遺体を隠し、その上に手押し車と枕木を載せて放置した。警察が遺体を発見したのは翌日のことで、2人は成人として第1級殺人罪で起訴され、今年4月に罪を認めていた。

そして今年7月、ショーン・シャワーズ裁判官(Shawn Showers)はウィラードに「終身刑」を言い渡し、被害者家族に対して少なくとも15万ドル(約2240万円)の賠償金の支払いを命じていた。アイオワ州では通常、第1級殺人犯には強制的に「仮釈放の可能性がない終身刑」が科せられるが、犯行当時16歳だったウィラードに対しては「35年の刑期を務めれば仮釈放が可能となる」との判決が下された。



こうして行われた15日の裁判で、シャワーズ裁判官はジェレミーに「終身刑」を言い渡し、「仮釈放が可能になるまでの刑期を25年」とすると、こう述べた。

「ジェレミーは罪を犯したことを後悔しており、当時はノヒマさんを殺害することによって生じる影響について考慮していなかった。ただ彼は賢く、殺害を止めることはできたはずだ。」

なおこの判決が下る前、ジェレミーは被害者家族10人による「被害影響陳述」に耳を傾けながら涙を必死にこらえていたそうで、判決の直前にはストレスからか鼻血を出す場面もあったという。

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