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【海外発!Breaking News】「隣の生徒は死に僕は生き残った」米銃撃事件から2年、「トラウマを乗り越えたい」と少年<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年12月12日 20時55分

【海外発!Breaking News】「隣の生徒は死に僕は生き残った」米銃撃事件から2年、「トラウマを乗り越えたい」と少年<動画あり>

米ミシガン州オックスフォード郡で今月8日、2021年11月に起きたオックスフォード高校での銃撃事件の裁判が行われ、イーサン・クランブリー(Ethan Crumbley、17)に仮釈放なしの終身刑が言い渡された。イーサンは当時15歳と未成年だったものの、生徒4人を殺害、教師1人を含む7人を負傷させ、量刑が言い渡される前には被害者家族や生き残った生徒らがつらい胸のうちを次々と語った。米ニュースメディア『Detroit Free Press』などが伝えた。

「私は悪い人間です。決してしてはいけない酷いことをやってしまった…。どんな刑であっても被害者家族が望むなら受け入れる。なぜなら彼らには幸せになって欲しいから。彼らには安全で安心できると感じてもらいたい。彼らをこれ以上、不安な気持ちにさせたくはない。」

これは2021年11月30日にミシガン州オックスフォード高校で起きた銃撃事件で、殺人罪やテロの罪で成人として起訴されていたイーサン・クランブリー(17)が8日、裁判官に量刑を言い渡される直前に述べた言葉である。



この日は朝8時半過ぎから被害者影響陳述が6時間以上にわたって行われ、亡くなった4人の生徒の家族や生き残った生徒らが、「イーサンによって平凡な日常が奪われ、津波のようなトラウマと悲しみに襲われた」と切々と訴えた。

その中で、当時9年生(日本の中学3年生)で、死亡したジャスティン・シリングさん(Justin Shilling、当時17)と一緒にトイレに隠れていたというキーガン・グレゴリーさん(Keegan Gregory、当時15)は、「あの日を境に、僕やほかの多くの人の人生は永遠に変わってしまった」と語り、こう明かした。

「あの日、普通の9年生として学校に行った僕は、学校を出る時、全く違う人間になっていた…。そして今でも、『自分だけ生き残ってしまった』と罪の意識に苦しんでいる。」

銃撃事件が起きた際、キーガンさんは12年生(高3)だったジャスティンさんとたまたまトイレにいたそうで、別々の個室で便座の上に乗り身を隠したという。

キーガンさんはこの時、トイレから家族に「助けて! 銃撃…。僕はトイレに隠れている。オーマイガー! 助けて! ママ」とテキストメッセージを送っており、事件の様子を伝えていた。

しかしその後、すでに3人に致命傷を負わせていたイーサンがトイレ内に侵入。トイレのドアをキックするとまず、ジャスティンさんに個室から出てくるように指示した。そしてその直後、キーガンさんは銃声を聞き、家族に「あいつが彼(ジャスティンさん)を殺した。オーマイガー」とメッセージを送ったという。

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