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【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、再植可能な“生きたモミの木”の前でクリスマス演説を行う

TechinsightJapan / 2023年12月27日 12時40分

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チャールズ国王が即位後2回目となるクリスマスのテレビ演説を行った。事前に録画した映像は、クリスマス演説史上初となる“生きたモミの木”を使用したクリスマスツリーの前で撮影したものだ。ツリーは根から掘り起こしたもので、演説後に土に植え戻される予定だ。国王は演説で、無私の奉仕をしたボランティアの人々を称賛するとともに、世界各地で起こっている紛争にも言及。人々が奉仕し合うことの大切さや、環境保護の重要性などを訴えた。

クリスマスを迎えた現地時間25日午後3時、英国のテレビでチャールズ国王によるクリスマスメッセージが放送された。

英国の君主によるクリスマス演説は1932年に当時の国王ジョージ5世が初めて行い、その後クリスマスの恒例行事となった。2022年9月にエリザベス女王が崩御後に即位したチャールズ国王にとって、今年は2回目のクリスマス演説となる。

映像は、バッキンガム宮殿の東ウイングにある「センター・ルーム」で事前に録画したものだ。窓からは宮殿前にあるヴィクトリア記念碑と大通り“ザ・マル”を見下ろすことができる。

窓際にはクリスマス演説史上初めてとなる、根から掘り起こした“生きたモミの木”のクリスマスツリーが設置された。ツリーには乾燥オレンジや茶色のガラス、松ぼっくり、紙などの自然素材を使用した、サステナブルなオーナメントが飾られた。

チャールズ国王は環境保護活動を支持しており、クリスマス演説の放送後にはツリーを再び土に植え戻す予定だという。

国王はクリスマスツリーの前で演説を始めると、全国の地域社会で無私の奉仕活動をするボランティアを称賛し、「我々の社会における、不可欠なバックボーンである」と表現した。

そして、ボランティア活動をする人々が5月の戴冠式に出席してくれたことを「喜ばしく思う」と述べ、彼らが「互いに奉仕し合うという、我々全員への呼びかけを体現している」と加えた。

クリスマスという宗教的な意味合いの強い演説では、世界各地の紛争にも言及するとともに、キリスト教の中心的な教義のひとつを認識すべきだと示唆した。

「世界中でますます悲劇的な紛争が起きている今、我々が互いを守るために力を尽くすことができるよう祈ります。イエス(キリスト)の『自分がしてもらいたいと思うことを人にしなさい』という言葉は、これまで以上に適切であるように思われます。」

そして宗教の種類や信仰の有無にかかわらず、環境を保護することの重要性をこのように語った。

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