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【海外発!Breaking News】「動いた!」 母犬が見守る中、死産の子犬を諦めずに蘇生した犬の助産師(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年2月6日 20時55分

【海外発!Breaking News】「動いた!」 母犬が見守る中、死産の子犬を諦めずに蘇生した犬の助産師(英)<動画あり>

犬の助産師「ウェルパー(whelper)」として仕事に情熱を注ぐ男性が先月末、死産の子犬を奇跡的に蘇生させた。母犬が心配そうに見守る中、決して諦めずに子犬に心肺蘇生を施した男性の姿はTikTokで拡散し、多くの人の心を揺さぶった。米ニュースメディア『Newsweek』が伝えたが、テックインサイト編集部では男性に直接話をうかがった。

英東部ノーフォークの州都ノリッジに住むリアム・パウズさん(Liam Paws)は5年ほど前、自宅で犬の世話を始め、何度か犬の出産にかかわってきた。そして1年少し前には副業として犬の助産師「ウェルパー(whelper)」としての仕事を開始。約7、8か月前には仕事を辞め、自営のウェルパーとしてフルタイムで働くようになった。

リアムさんの仕事は、妊娠中の犬の自宅での世話、自然分娩の介助、子犬たちが誕生後の数週間、子育ての手伝いをするもので、時には出張サービスも請け負う。

そんなリアムさんがTikTokに先月末、分娩介助後のフレンチブルドッグの動画を投稿したところ、1週間の再生回数が1320万回を超えた。

動画は、死産だったフレンチブルドッグのメスの子犬をリアムさんが人工呼吸や心臓マッサージをしながら蘇生するもので、そばでは初産の母が大きな目を見開き心配そうに見守っている。



子犬は逆子で、足が先に出てきたものの産道の途中で引っかかってしまい、出てきた時は呼吸が止まっていたそうだ。そのためリアムさんは、子犬の体をタオルで何度もこすったうえで心肺蘇生を繰り返し、子犬は2分3秒後に奇跡的に息を吹き返した。

リアムさんは「蘇生にこれだけ長い時間をかけたのは初めてのことだった」と明かしており、子犬が口を大きく開けて動き出すと「動いたぞ! やったぞ!」と言わんばかりの笑顔を見せ、子犬に優しくキスをした。



そして当時のことについて、リアムさんはこう語った。

「蘇生の最中は、それまでに経験したことがないほどの感情でいっぱいになり、どれだけ時間がかかっていたのかは認識していなかった。ただ決して諦めず、蘇生できた時にはホッと安堵の溜息をついたよ。」

なおフレンチブルドッグは難産のリスクが高く、帝王切開が行われることがほとんどだが、獣医やリアムさんのような助産師の介助により自然分娩が可能だという。実は今回、6匹の子犬が誕生し、別の1匹も死産で30秒間の心肺蘇生が必要だったそうで、リアムさんは自身の仕事について次のように述べた。

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