【イタすぎるセレブ達・番外編】セリーヌ・ディオン、グラミー賞授賞式にサプライズ登場 100万人に1人の難病と闘病中「音楽がもたらす愛と喜びを当たり前だと思わないで」
TechinsightJapan / 2024年2月6日 14時53分
テイラー・スウィフトのアルバム『ミッドナイツ』に年間最優秀アルバム賞を授賞すべくステージに上ったセリーヌを迎えたのは、会場中からのスタンディングオベーションだった。
この時、様々な思いがセリーヌの胸の中に去来したのは想像に難くない。その表情からは、長い闘病のなか今ステージに立っているという事実、やっと自らの生の声で思いを伝えられることへの興奮と緊張、そして何より多くの人々が自分の復帰を心から願っていることを確信し、そのことへの感謝の思いが読み取れた。
「ありがとう、皆さん! 本当にありがとうございます。なんと素晴らしいことでしょう。今日この場に来ることができて本当に心から幸せです。」
「グラミー賞の授賞式に出席できる幸運に恵まれた人達は、音楽が私達の人生や世界中の人々にもたらす大きな愛と喜びを、決して当たり前だと思ってはいけません。」
万感の思いを込めてセリーヌは語った。セリーヌ自身もグラミー賞に過去16回ノミネートされており、年間最優秀アルバム賞と年間最優秀レコード賞を含む6部門を受賞している。
「27年前にダイアナ・ロスとスティングという2人のレジェンドが私に贈ってくれたグラミー賞を(テイラー・スウィフトに)贈ることができて、大きな喜びを感じています」と自身の過去の授賞式への思いについても述べ、自らが歩んできた道のりを感慨深げに振り返った。
授賞式でのセリーヌ・ディオンの姿を見守ったファンらは、突然のセリーヌの登場に驚き、抑えきれない喜びと感動の声を次々とあげている。
「2022年にSPSだと公表した時のセリーヌは年齢以上に老けて見えた。今日のセリーヌは間違いなくここ数年で一番元気で若々しい顔をしているよ。」
「セリーヌに治療法が見つかることを祈りましょう。きっと新たな技術が彼女を救ってくれるわ!」
「まさかあの場(グラミー賞授賞式)にセリーヌが現れてくれるなんて。きっと彼女は良くなっているに違いないわ。」
「女王が帰ってきた! ついに女王が帰ってきた! 神様ありがとう。」
「私も彼女と同じ疾患を抱えているから彼女の気持ちがよく分かるわ。私も彼女を愛している。」
「セリーヌが健康で強く、気力に満ち溢れている姿を見ることができた今日はなんて美しい日だろう。」
この日のグラミー賞で見せたセリーヌ・ディオンの姿は、彼女自身の復帰を超えた大きな意味を持っていたと言っても過言ではない。それは「音楽が私達の人生や世界中の人々にもたらす大きな愛と喜び」というセリーヌの言葉通り、音楽が持つ不屈の力と、個人の試練を乗り越える勇気の象徴に他ならない。
画像2、3枚目は『Céline Dion 2024年1月30日付Instagram「Get ready!」、2024年2月5日付Instagram「About last night.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 村上あい)
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