1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】汚染されたスパの注射で重度の皮膚感染症に苦しむ女性、傷痕を隠さず前向きに(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年2月9日 20時55分

【海外発!Breaking News】汚染されたスパの注射で重度の皮膚感染症に苦しむ女性、傷痕を隠さず前向きに(米)<動画あり>

米カリフォルニア州のスパで2021年春、ビタミンなどの注射を受けた20代の女性が重度の皮膚感染症を発症した。女性は今も皮膚の炎症に苦しむも、TikTokを通してありのままの自分を晒し、人々をインスパイアしている。英ニュースメディア『UNILAD』などが伝えた。

アメリカに住むベアトリス・アンマさん(Beatriz Amma、26)は2021年2月、「フィットネスモデルやインフルエンサーとして活躍したい」とカリフォルニア州ロサンゼルス郡に越してきた。



ところがその2か月後、同郡バーバンクのスパで800ドル(約11万8千円)をかけ、ビタミンB12、ビタミンC、脂肪を分解するデオキシコール酸の注射を受けたところ、その後の人生を大きく変える悲劇に見舞われた。

「スパは本格的で、清潔で、プロフェッショナルに見えた」と明かすベアトリスさん。女性スタッフに「注射は数多く打ったほうが効果が出る」と言われ、片腕に10本ずつ、背中に20本、腹部に20本の計60本を打ってもらったそうで、当時のことをこのように振り返る。

「薬剤が入ったバイアル瓶は評判が良い会社のものでね。スタッフにそれを見せてもらった私は興奮したわ。それに施術は痛みもなかったの。」

「でも翌朝になるとどうにも体調が優れず、それは次第に悪化したの。そしてそれまでに経験したことがないような熱、震え、冷や汗に襲われ、2日後には注射をした皮膚にミミズ腫れのような炎症が次々と現れたのよ!」

こうして症状は急激に悪化。当時、自然療法ヘルスセンターのマネージャーをしていたベアトリスさんは、まだ知り合って2か月の同僚ハイジ・ボウマンさん(Heidi Bowman)の勧めで、彼女の夫と2人の子供が住む家に身を寄せた。ところがベアトリスさんは、一人でトイレに行くことも着替えをすることもできず、ベッドから起き上がれなくなってしまった。



それから2週間後、午前3時に目覚めたベアトリスさんは激痛に襲われ、「皮膚が腐り、このままでは死んでしまう」と命の危険を感じ、病院に緊急搬送された。そして非常に厄介な皮膚の感染症「マイコバクテロイデス膿瘍」と診断され、2021年5月から9月まで入院を強いられた。

ベアトリスさんはこの感染症について「人食いバクテリア」と表現しており、つらかったのは一日6時間の抗生物質の点滴で、その年の5月から1年4か月も続いたという。また医師には「病気を克服するのはかなりの時間がかかる。夢は諦めるように」「あなたの皮膚はまるで、エムポックス(サル痘)を発症したように酷い状態。もうビキニでビーチを歩くことはできないだろう」などと言われたそうで、泣き腫らしつらい日々が続いたという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください