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【海外発!Breaking News】ラグビーボールのような頭を持って生まれた息子 医師に「心配無用」と言われるも「何かがおかしい」と訴え続けた母親(英)

TechinsightJapan / 2024年4月2日 16時27分

【海外発!Breaking News】ラグビーボールのような頭を持って生まれた息子 医師に「心配無用」と言われるも「何かがおかしい」と訴え続けた母親(英)

イギリスのある女性が、息子を出産した時の苦悩を明かしたことで関心を集めている。女性は妊娠当時、新しい家族が生まれてくることに大きな幸せを感じていたが、誕生した息子のラグビーボールのような頭を見て、何か異変が起きているのではないかと恐怖に駆られたという。英ニュースメディア『The Sun』などが伝えている。

英ケント州ロチェスター在住のジェシカ・コナーさん(Jessica Corner、36)は、婚約者ジェイムズさん(James、44)との間にもうけた息子のオリバー君(Oliver、2)と長女アイビーちゃん(Ivy)の育児の真っ最中である。

そんなジェシカさんはオリバー君を出産した時、息子の後頭部が突き出て尖っており、まるでラグビーボールのような形をしていることに気付いた。オリバー君が帝王切開で誕生した際に、何らかの問題が生じたのではないかとジェシカさんは不安を感じたが、医師からは「心配は無用」と言われたそうだ。

しかしジェシカさんは、その後もオリバー君の寝顔を見るたびに頭の形が気になっていたそうで、このように明かしている。

「私の直感は『何かがおかしい』と訴え続けていました。この子の頭の形が本当に心配だったのです。我が子に何も問題がないことを切に願っていたので、当時は非常に辛い思いをしました。」

ジェシカさんはオリバー君の頭の形を心配していたものの、医師からは早産が原因のため「頭蓋骨を正しい位置にするためのマッサージをするように」と言われたそうだ。ところが2歳を迎えたオリバー君は、一人で座ったりハイハイや自力で歩くことに問題が出始めた。

オリバー君の身体が心配だったジェシカさんは、「もう感情を整理することもできず、ただ答えだけを求めていました」と当時の気持ちを吐露している。その後、ジェシカさんは別の小児科医にオリバー君を連れていき、検査を受けさせることにした。

すると医師からは頭蓋縫合早期癒合症の一種で「矢状縫合早期癒合症」と診断された。通常は複数のパーツからなる頭蓋骨が脳の成長などに合わせてゆっくりと融合するのだが、頭蓋縫合早期癒合症は早期に頭蓋骨が融合してしまうことで脳の発達などに問題が生じてしまうという。



ロンドンにあるグレート・オーモンド・ストリート病院によると、この疾患は生後数か月の時に治療を受けることで、多少の言語の遅れはあるもののほとんど障害は見られないそうだ。しかしオリバー君はすでに2歳だったことから、手遅れになる前にすぐ手術を受けなければならなかった。

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