1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】母親の車を運転して学校へ向かった9歳少年、パトカーに衝突し「ごめんなさい」(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年4月6日 16時27分

写真

米カリフォルニア州で先月27日、交差点で不自然に停止していた1台の車が発見された。パトロールしていた警察官が誘導しようとしたところ急発進し、近くの駐車場に停止したが、その後バックで再び急発進してパトカーに衝突した。警察官が驚いていると、運転席から「ごめんなさい」と言いながら9歳の少年が顔を出したという。少年は「学校に行こうとしていた」と話しており、家族の隙を見て母親の車を運転していた。米ニュースメディア『CBS News』などが伝えた。

米カリフォルニア州オーロビル市で先月27日午前9時20分、州警察機関である「カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール」(California Highway Patrol Oroville、以下CHP)の警察官テリー・ダンさん(Terry Dunn)がパトロールを行っていたところ、交差点の中央で不自然に停止するフォルクスワーゲンを発見した。

近くの駐車場に移動するようにテリーさんが指示を出すと、停止していた車は急発進した。運転手の顔を確認できなかったテリーさんは、発進した車を追いかけると、車は近くの小学校「Plumas Avenue Elementary School」のそばにある駐車場に入って停止した。

テリーさんが停止した車の後ろにパトカーを止めようとしたところ、車はバックで急発進し、テリーさんのパトカーに衝突したという。「非常に驚きましたよ。何が起きているのか分かりませんでした」と、テリーさんは当時を振り返っている。

そして衝突後、運転席から「ごめんなさい! 学校に行こうとしていたんだ」と言いながら9歳の少年が顔を出した。テリーさんが驚きながらも彼に話を聞くと、自分で車を運転して学校に行こうとしていたことが分かった。テリーさんは、すぐに少年の家族に連絡したそうだ。



少年の祖母の話によると当時、少年の母親がトイレに行っている間、少年はリビングで携帯ゲームをしていたという。しかし母親がリビングに戻ると少年の姿はなく、車の鍵と車もなくなっていることに気付いた。

母親は、取り乱しながら緊急通報用電話番号「911」に通報した。それから15分後に少年の居場所が確認できたものの、家族にとっては恐ろしい15分間となった。少年の母親から連絡を受けた祖母は、まさか自分で車を運転するなど想像していなかったと言い、パニック状態になった母親の説明を聞いて、「誰かに連れ去られてしまったのかと思いました」と勘違いしそうだったという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください