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【海外発!Breaking News】安楽死させたはずの愛犬が1年後に里親募集 元飼い主が「返して」と懇願(米)

TechinsightJapan / 2024年6月15日 20時55分

【海外発!Breaking News】安楽死させたはずの愛犬が1年後に里親募集 元飼い主が「返して」と懇願(米)

アメリカのある女性は、1年前に永遠の別れを告げたはずの愛犬が動物保護団体にいることを知った。女性は獣医の勧めにより病気の愛犬を安楽死させたそうだが、現在は保護団体に対して愛犬の返還を求めているという。英ニュースメディア『UNILAD』などが伝えている。

米テキサス州サンアントニオ在住のクリスティー・ペレイラさん(Kristie Pereira、32)は2022年12月10日、当時住んでいたメリーランド州にある動物保護団体「ロストドッグ&キャットレスキュー基金(Lost Dog & Cat Rescue Foundation)」から“アモス・ハート(Amos Hart)”という名前の生後2か月の子犬を家族に迎え、“ボー(Beau)”と名付けて溺愛していた。

しかし2023年3月、クリスティーさんはボーの様子がおかしいことに気付き、獣医に診てもらうことにした。するとボーの肝臓に問題があることが判明し、しばらく投薬治療を続けた。ところが改善する様子は見られず、最終的に獣医から「痛みを引き起こす神経系の病気を患っている」と言われたそうだ。

クリスティーさんは、「ボーは眠らず、食事もせず、ただ泣き叫び続け、明らかに苦しそうだったので、動物救急病院に連れていきました」と当時を振り返る。また獣医からは、ボーの症状について詳しい検査をするには1万2000ドル(約189万円)がかかり、「確実に原因が見つかる保証はなく、治療できる可能性も低いため安楽死が最善の策」と告げられてしまったという。

その後、クリスティーさんはボーの症状が和らぐことを願って様子を見ていたが、容体は悪化するばかりで最終的にボーの安楽死を決断した。そして2023年3月下旬にメリーランド州ダーウッドにある「モンゴメリー郡アニマルサービス」へボーを連れていき、安楽死させるために15ドル(約2400円)を支払ったそうだ。

同アニマルサービスでは飼い主が立ち会うことを許可していないため、クリスティーさんはボーに別れを告げて施設を後にした。そんな悲痛な出来事から1年以上が経ち、クリスティーさんは新たに犬を迎えることにし、ボーを引き取った「ロストドッグ&キャットレスキュー基金」のウェブサイトをのぞいてみることにした。

するとクリスティーさんは、ボーにそっくりで、ボーの以前の名前と同じ“アモス・ハート”という保護犬を見つけた。驚いた彼女は、すぐにボーの安楽死を依頼した「モンゴメリー郡アニマルサービス」に電話したところ、「施設の獣医による診断で神経系の病気が見つからなかったため、安楽死はしていない」との答えが返ってきた。

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