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【海外発!Breaking News】“世界一重い”体重444.5キロから200キロ以上痩せた男性「二度と昔には戻らない」(英)

TechinsightJapan / 2024年7月16日 21時3分

【海外発!Breaking News】“世界一重い”体重444.5キロから200キロ以上痩せた男性「二度と昔には戻らない」(英)

イギリス人のポール・メイソンさん(Paul Mason)は、身長167センチに対して体重444.5キロ(70ストーン)に達し、かつて「世界で最も体重が重い男性」として知られていた。過食に走ったのは20代の頃で、医師には「40歳より長く生きることができたらラッキー」と言われたが、一時は300キロ以上の減量に成功し、今年で64歳を迎えるという。男性の減量やこれまでの苦悩、これからの夢について、英ニュースメディア『The Sun』などが伝えた。

英サフォーク州イプスウィッチ出身のポール・メイソンさんは2010年、その後の人生を変えることになる胃バイパス術を受けた。最も重かった時の体重が444.5キロだったポールさんは手術前、オムツをつけて寝たきりの生活を送っていた。一日に40本のチョコレートバーを食べ、揚げ物やテイクアウト中心の生活で一日2万カロリーを摂取していたそうで、イギリスの国民保健サービス(NHS)がこの肥満外科手術を許可するまでに約10年を要したという。



そんなポールさんの手術と減量の過程は、米リアリティ番組チャンネル「TLC」の『世界一太った男性(The World’s Fattest Man)』で放送され、ポールさんは2013年、このドキュメンタリーを見た13歳年下のアメリカ人、レベッカ・マウンテンさん(Rebecca Mountain)とオンラインで知り合った。

その後、ポールさんは番組の中でレベッカさんにプロポーズされ、2014年に婚約するとアメリカで一緒に暮らし始めた。またニューヨークの病院で二度、余剰皮膚を切除する手術を受け、体重を120.6キロ(19ストーン)まで落とすことに成功した。



レベッカさんは当時、2人の関係について「私たちは心も体も相性が抜群なの」と語り、全てが順調なように見えた。だが、ポールさんのメンタルヘルスは徐々に悪化していったそうで、その頃の苦悩について自らこう語っていた。

「あの頃は、どんなに痩せても心の奥底には以前の自分がいた。だから痩せた自分を受け入れることができなかった。長い間ずっと肥満だったから、心も体も新しい自分に慣れるのに時間がかかってしまってね。そして次第に心が病み、食事の量が増え、毎晩こっそりポテトチップスを食べるようになった。それでレベッカは夜間、私がカサコソ音を立てるのを聞くようになったんだ。」



こうして関係がギクシャクし始めたポールさんは2018年、レベッカさんに別れを告げ、2019年には再び体重が228.6キロ(36ストーン)となりイギリスに帰国した。

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