【海外発!Breaking News】腫瘍でリュックを背負ったような男性、4度目の手術が成功し「仰向けになれる」と笑顔(マダガスカル)
TechinsightJapan / 2024年7月29日 13時47分
![【海外発!Breaking News】腫瘍でリュックを背負ったような男性、4度目の手術が成功し「仰向けになれる」と笑顔(マダガスカル)](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/japantechinsight/japantechinsight_1056352_0-small.jpg)
15年の間に腫瘍が巨大化し、まるでリュックを背負っているかのようだった男性が今年6月、国際慈善団体が所有する病院船で人生を変える手術を受けた。男性はこれまで3度の手術を受けたが、腫瘍は再発。今回の手術で絶望の淵から救われたという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。
マダガスカル在住のフィディソアさん(Fidisoa、53)は2009年、背中に小さな吹き出物ができていることに気がついた。
当初は気にも留めなかったフィディソアさんだが、それはいつの間にかこぶし大ほどになり、15年間で背中にリュックを背負っているかのような5キロの腫瘍に変化した。そして仰向けで寝ることが困難になり、慢性の腰痛に悩まされ、仕事や日常生活にも支障をきたすようになった。
実はフィディソアさん、2015年、2018年、2021年と3度の手術を受けていたが、腫瘍を完全に取り除くことができずに再発していた。そして約24万円(690万マダガスカル・アリアリ)の貯金を全て使い切り、3度目の手術では海外で資金調達までして臨んだものの、腫瘍はすぐに大きくなった。
それでも5歳、22歳、25歳の3人の子を持つフィディソアさんは、建築業兼米農家の仕事をやめるわけにはいかず、失望はやがて絶望へと変わっていった。
そんな時、フィディソアさんは国際慈善団体「マーシー・シップス(Mercy Ships)」が所有する病院船“アフリカ・マーシー”がマダガスカルに寄港することを知り、一筋の希望を見出した。
マーシー・シップスは1978年に創設されたキリスト教系の非政府組織で、安全な医療を受けられない人々に無料の手術や医療サービスを病院船内で提供する。そこでフィディソアさんは早速、ボランティアチームに手術の相談を持ちかけ、53歳の誕生日の翌日である6月7日に手術を受けることが決定した。
手術を担当したチームの一人で、南アフリカ出身の再建・形成外科医ターシャス・ヴェンター氏(Dr. Tertius Venter)によると、フィディソアさんの手術は冬眠腺腫(hibernoma)と呼ばれる脂肪組織の良性腫瘍を切除するもので、異常な組織が筋肉にまで浸潤していたことから4時間を要したそうだ。ただ、ターシャス医師は「全ての異常な組織をしっかりと取り除いた。だからこれまでのように再発することはない」と胸を張る。
一方でフィディソアさんは、マーシー・シップスのスタッフに感謝したうえで次のように語り、喜びを露わにした。
-
-
- 1
- 2
-
この記事に関連するニュース
-
【海外発!Breaking News】顔の巨大な悪性腫瘍で「呪われている」と恐れられる9歳男児、家族が悲痛な訴え(ジンバブエ)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年7月27日 5時0分
-
がんの兆候を担当医が見落とす医療ミス…1年後に判明、転移で「ステージ3」となり手術できず
読売新聞 / 2024年7月26日 15時35分
-
乳がんⅠ期の手術は、乳房温存の部分切除か全摘か 再発リスクに違いはあるのか? がん電話相談から
産経ニュース / 2024年7月23日 9時0分
-
俳優の浜畑賢吉さんは81歳で他界…人生100年も可能になる前立腺がんの転移治療(中川恵一)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月13日 9時26分
-
【腰痛治療に関する調査】症状第1位は「かがむと痛い」
PR TIMES / 2024年7月11日 12時45分
ランキング
-
1毎月の電気代を「コンビニ」で支払っていたら友人に「もったいない」と言われました。「クレジットカード」で支払うとお得になるのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月29日 7時50分
-
24-6月期の「SNS流行語ランキング」1位は? - 2位ILLIT "Magnetic、3位ファンタジースプリングス
マイナビニュース / 2024年7月30日 15時13分
-
3藤原マキさん「私の絵日記」に米アイズナー賞…つげ義春さんの妻
読売新聞 / 2024年7月30日 18時55分
-
4「何やその態度は!」スーパーの駐車場で怒鳴り合う老人…周囲もドン引きした“大ゲンカの原因”
日刊SPA! / 2024年7月30日 8時53分
-
5女性飼育員を撮影する人も…鴨川シーワールドが悪質な動画投稿などを受け措置、一部時間の立ち入り制限を発表
まいどなニュース / 2024年7月30日 12時22分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)