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【海外発!Breaking News】火災現場から救出された愛猫 安堵で泣き崩れる飼い主の姿が胸に響く(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年8月3日 13時36分

【海外発!Breaking News】火災現場から救出された愛猫 安堵で泣き崩れる飼い主の姿が胸に響く(米)<動画あり>

先月25日、米カリフォルニア州の民家で火災が発生した。燃える我が家を目の前にした家主は、駆けつけた消防隊員らに「うちの猫を助けてくれ!」と懇願した。そして消防隊員が猫を救出すると、家主の男性は地面に膝をついて愛猫を抱きしめたまま泣き崩れた。この様子を捉えた動画が公開されると、多くの人の胸に響いたようで「本当に心打たれる瞬間」といった声があがっている。米ニュースメディア『FOX 11 Los Angeles』などが伝えた。

米カリフォルニア州サンフランシスコのターザーナにある民家で、先月25日午後11時に火災が発生した。家主のアイザック・ワイズマンさん(Isaac Wiseman)はこの日、家族と朝から出掛けており、午後11時前に帰宅した。

ところが、引っ越したばかりでわずか2か月しか住んでいない我が家が、遠くから確認できるほど大きな炎を上げて燃えていた。家財道具がすべて燃えていく様子を目の前にしてショックを受けたアイザックさんだったが、大切なものは一つだけで、それが愛猫の“チーター(Cheetah、14)”だった。

当時の様子を捉えた動画には、燃える我が家を目の前にして「猫が! うちの猫がまだ中にいるんだ! お願いだ。助けてくれ!」と、駆けつけたロサンゼルス消防隊に懇願するアイザックさんの姿が映っている。アイザックさんは自ら炎が勢い増す家に入ってチーターを助けようとしたが、消防隊員らに止められてしまった。

アイザックさんの悲痛な声を聞いた消防隊員らは、室内に突入し、チーターを見つけて救出することができた。外で待機していたアイザックさんは、消防隊員からチーターを受け取ると、人目をはばからず地面に膝をついてチーターを抱きしめ、声をあげて涙を流した。



チーターは少しぐったりとした様子で、犬のように舌を出して苦しそうに口呼吸をしていたが、自力で立とうとする様子も見られた。その後、車の座席に横になったチーターの様子もカメラに映っており、アイザックさんに撫でられて心地よさそうに目を細めていた。

すぐに動物病院の救急外来へ運ばれたチーターは、獣医の診察により、多くの煙を吸い込んでいたことが分かった。24時間にわたって注意深く観察された後、現在は退院して安静に過ごしている。



チーターは、アイザックさんの娘が幼い時に飼い始めた猫で、子猫の頃から一緒に過ごしてきた。前妻との離婚が決まり、娘と離れて暮らすことになったが、チーターはアイザックさんが引き取ることにした。

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